文化系サッカー少年
「父ちゃん、なんで日本代表にならなかったの?」
約一年半前のある日の午後、近くの公園からの帰路で、そう私に尋ねたのは当時小学一年生になったばかりの息子の海くんです。
彼の言う日本代表とは、プロサッカーの日本代表のことです。
一方、ほぼ40年間、文化系で生きてきた私は、サッカーはおろか、ろくにスポーツに取り組んだこともなく、
未だかつて、浴びせられたことのない質問に答えを詰まらせ
「え、いや、父ちゃんはそもそもサッカーやってないし、むしろ、文化系・・・」
「僕はね、日本代表になってチームのキャプテンになるの。」
少年の可能性
海くんは、花に触れ、絵を描き、本を読むのが大好きな少年です。
見事なまでに文化系DNAを引き継いでいます。
運動の一つでもと思い、サッカースクールに週に一度通わせましたが、どう見ても海くんは、一番の下手っぴ。
むしろ、サッカー習ってない友達に普通にコテンパンにされてます。
その下手っぴがなぜ、そこまで無垢な瞳で日本代表になるなんて言い切ることができるのか。
それは、もちろん、何も知らない小学一年生だからです。
「なんで日本代表にならないの?」
この言葉から、海くんがサッカー選手になることへのハードルを相当低く見積もっていることがよくわかります。
「サッカー選手になれるのはほんの一握りだ。」
「毎日毎日頑張った人がなれるんだよ。」
「まず、スクールで一番にならないとなー。」
「簡単じゃないよ。」
といくつか声をかけてみましたが、本人はどこ吹く風で受け流します。
はじまりのとき
子供には悔いのない人生を歩んでほしい。
そのために手伝えることは精一杯応援したいと思います。
海くんが「サッカー選手になりたい」といったときに
私にも何かできる事があればいいなと感じました。
このことがきっかけで文化系ながらもサッカー少年の父親としての奮闘と
海くんの少年サッカーの活動が始まります。
このブログは、私の頭の中の整理を目的としてマイペースですが少しずつ更新します。
どうか温かい目で見守っていただけると幸いです。
↓ ブログランキングに参加しています。ポチられると喜びます。

にほんブログ村
