球際強化対策のラストピースはどこにあるのか

2021年12月20日月曜日

足元の技術

t f B! P L
海くんの球際が弱い話を何度も書きました。

原因についても色々と探ってきました。

腕の使い方、ドリブルの仕掛けのタイミング、視野の確保、棒立ちを防ぐ方法など。

そのどれもが正解であり不正解でもある。

多少の改善は見られるものの、クリティカルな効果はない。

ただ、振り返ると自分のことながら、何故こんな偏った考えしかしてこなかったのかと思い直します。

私が今まで考えていた対策は、ほぼほぼオフェンス時の動きのことでした。

ドリブルの仕掛けのタイミングにしても、視野の確保にしても、パスした後の動きにしても

ぜーんぶオフェンスのときの想定でした。

球際の強さは、ルーズボールをどちらが回収できるかなんてときに発揮するものなので、そもそもオフェンスに限った話ではないんだなと思います。

むしろ、ディフェンス時に相手のボールを弾いてルーズボールにさせて、奪いきるときに球際の強さが必要とされる場面が多いです。

そうであれば、オフェンスではなく、ディフェンスから練習したほうが球際の強化に関しては自然な流れと言えそうです。

球際強化のためのラストピースはディフェンスにあるんじゃないかと睨んでいます。

というわけで最近の朝練では、海くんとの1vs1をメインにやっています。

ちょっとだけ工夫をしてまして、壁に向かってキックして跳ね返ったボールを私と海くんで取り合うところから1vs1をスタートさせてます。

先にボールに触るには、ボールに寄ってトラップする必要があります。

壁は石積みでボコボコしていてどこに跳ね返るか分からないので

ルーズボールのシミュレートにもってこいです。

そのルーズボールを前に出ながら足元におさめるトラップがまず難しい。

相手より前に出てボールに触ることでインターセプトのコツを掴みます。

先に触ったほうがオフェンスで他方がディフェンスで1vs1が始まります。

ディフェンスになった場合は、トラップ際のボール奪取を狙えと伝えます。

それでもだめならオフェンスに前を向かせないこと。

股下からボールを突くときは、オフェンスと身体の向きを同じにすること。

オフェンスが反転しかかってきたら、素早く手を入れて追走すること。

身体とボールに隙間ができたら自分の身体を入れること。

隙間がなくても追走して前を向かせなければ、いずれターンすることになるのでそこにもボールを奪うチャンスがあるということ。

わたしにしては、かなり細かく伝えて教えてみました。

海くんと一緒にプロの試合を見るようになった私なりの考えによるものです。

最近の朝練は、この練習を繰り返しています。

実は、この練習がかなり白熱しまして、結構楽しい!海くんも夢中になってやってます。

ルーズボールから始めるだけでいつもと違う1vs1になるのでオススメです。

相変わらずわたし相手であればなかなかのパフォーマンスの海くんですが、

この練習を繰り返して試合でも発揮してくれると良いなと期待しています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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