五年生の試合は、ちょいちょい見る機会があるのですが、四年生の試合と比較すると
パススピードは違うし、ドリブルも切れがあるし、迫力のある試合をします。
決定的に違うなと感じるのは、お団子にならないところです。
選手間同士の距離が大きいです。
なぜ五年生はお団子にならないのかをわたしなりに考えてみたところ、五年生は強いキックを蹴れることが大きいのかなと感じました。
みんな、20〜30m近い飛距離のキックを普通に蹴れているように見えます。
このキックがあると、相手のディフェンスラインがハーフウェイラインまで上がっていた場合、自陣から一気に裏のスペースへパスを出せて決定機を作ることができるようになります。
お団子してると、裏への警戒ができなくなるので、お団子がなくなるんじゃないかと感じました。
とまぁ、素人の浅はかな推理はともかく(笑)、大事なのは、五年生にもなるとおそらく海くんのチームも選手間の距離が大きくなるということです。
これは、結構大きな環境変化だと思います。
以前、中村憲剛さんが、トップ下からボランチへコンバートしたときを振り返って「こんなにボールにいっぱい触れて、こんな前を向けるんだ。」仰ってました。
また、その理由としてトップ下より相手からのプレッシャーが少ないということも。
選手間の距離が大きくなるということは、必然にプレッシャーも受けにくくなります。
1vs1の親子練習でのパフォーマンスが試合では発揮できないという課題を持っている海くんには追い風になるかも知れません。
もちろん、逆に言えば、ディフェンスはより一人の責任が大きくなるわけですが・・・。
ともかく、来たるべく【ロングキック技術の出現によりお団子が淘汰される時代(?)】に備えて止める・蹴る・運ぶの技術向上に励みます。