特に回数の最高記録を目指すとかではないですが、歩きながらリフティングしたり、ヘディングでリフティングしたりと飽きがこない工夫をしています。
さて、このリフティング練習ですが、大事な時間を割いて取り組む意味があるのかと議論になることがあります。
6年生の息子を持つ親として、振り返ってリフティング練習が有りだったのかどうなのかと問われたら
「有りだった。」と答えます。
海くんのチームを見る限り、リフティングに取り組んでいる子は、トラップ・パスが正確です。
ただ、面白いことに、リフティングを100〜200回くらいで良しとしている子と、1000回超える子との間でも、精度は変わります。
リフティング練習がパスやトラップに繋がっているのは間違いないと思います。
ただ、一口に正確と言っても、あくまで相対的に見たらそう見えるというだけの話であって、リフティング練習だけすれば、パスやトラップが上手くなるのかと言われると違うと思います。
リフティングが上手い子は、単純に、それだけボールに多く触っている時間が長く、リフティング以外にも反復練習の量が多く、足元の技術向上に繋がったというのは、言えるのではないかと思います。
ボールに触れる時間を増やすには、とても良い練習であり、良い切っ掛けだったと言えます。
回数がわかりやすい目標になりますし、段階を踏んで少しずつ上達するのが目に見えるので、モチベーションを保ちやすいです。
海くんも、リフティングの練習をしつつ、合間に気分転換で壁に蹴ったり、高く蹴り上げたりしてボールで遊んでいました。
6年生になり、そのことが武器になっていると感じます。とにかくボールに蹴り馴染んでいる子ほど、身体の一部のようにボールを扱います。海くんも、ボールに触り慣れているオーラが出てきました。
リフティングを通じてボールを蹴ることを日常的なものにすることこそ、リフティング練習の良いとこの一つです。
今日も、海くんは、リフティング練習で遊んでいます。