下手っぴの流したナミダが語るもの

2021年2月19日金曜日

楽しむ心 環境

t f B! P L



先日、海くんのスクールがあった夜に、いつものように「今日はどうだった?楽しかった?」と聞くと

顔を曇らせて「今日は嫌なことがあった。」とボソリ。

いつもの海くんは「うん!楽しかったよ!ゴールはできなかったけど!」と元気に報告してくれるのですが、

その日はちょっと違いました。

前回のオウンゴール連発事件に引き続き、今度はスクールで何かあったようです。

理由は言わない


私「なんで〜??嫌なことってなぁに??」

海「ちょっと言いたくない。」

海くんの顔がみるみるうちに曇ります。

私は心配になってしまい、

私「なんでよ。どうした?ケンカでもした?」

海「違うよ。」

私「え〜、気になるよ。教えてよ。」

海「言わなーい。」

そんなこんなではぐらかされて、私は悶々としながら、一人で晩飯を食べます。

そして、いよいよ寝る時間。

子どもたちは歯を磨きます。

海「父ちゃん、仕上げして。」

私「いーよー。じゃあ、ここに寝て。」

シャカシャカシャカシャカ

私「・・・ねぇ。」

海「うん?」

シャカシャカシャカシャカ

私「今日のサッカーでさ。」

海「うん。」

シャカシャカシャカシャカ

私「叱られたり、嫌なことでも言われたりしたの?」

海「・・・」

私「・・・(図星か?)」

海「・・・」

海くんの瞬きが多くなって、みるみる涙が目に溜まっていきます。

私が覗き込むと、表情を悟られないように顔を背けます。

内容については、「言いたくない」の一点張りです。

恐らくですが、紅白戦のプレイで、海くんのミスについて、

友達からチクリと一言言われたものと思われます。

下手っぴの宿命


いつも元気な海くん。

サッカーが楽しかったと報告してくれていた海くん。

サッカーの空想でクラスメイトやキャラクターとチームを組んで、世界の強豪を倒してウハウハしていた海くん。

そんな海くんが大好きなサッカーでしょげています。

幼稚園時代から一緒にサッカーをしてきた仲間たちも、もう今年の四月で小学3年生です。

ゲーム中に周りを見て状況把握できる子がどんどんと増えていく中で、

海くんのように下手っぴがしてること、あるいはしていないことも把握されるようになります。

余計なことをしたり、やるべき事をやらなければ、当然チームから厳しい言葉が飛んできます。

下手っぴな海くんは相対的に、厳しい言葉を受ける機会が多いはずです。

現に前回のオウンゴール連発事件からそんなに日は経っていないうちにこの事件です。

その悔しさをバネにして更にレベルアップしてほしいと思いますし、

今は更に高い場所にジャンプするためにかがんでパワーを貯めてるときと信じています。

信じているのですが、

やはり、大好きなサッカーでしょげてる海くんを見るのはつらいなぁと感じます。

自分の力で乗り越えることを信じる



周囲の理解ももちろんあって、「海くんは下手っぴ」ということも周知で(本人は、認識してないかも知れないですが。)、

今までは、厳しい言葉を受けることはありませんでした。

ですが、これからは、より勝敗にも拘ることが多くなり、

足を引っ張る子には容赦なく檄が飛ぶことになります。

こういう事態に陥る前に、できれば並みの技術を身に着けさせて上げたかったのが正直なところです。

海くんは私に詳細を言わないし、自分自身で打開するつもりなんだと思います。


私は、やっぱり海くんが家に帰ってきたときに、安心できる雰囲気作りをしていきたいなと思っています。


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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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