DFは苦手なのでやりたくありません

2021年2月8日月曜日

サッカー脳 楽しむ心

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2度目の緊急事態宣言が敷かれる前のときの話になりますが、

海くんは数回の練習試合を経験しました。

いつもの内輪の紅白戦ではなく、他のクラブチームとの試合です。

その練習試合の一週間くらいまえに「もうすぐ試合だね。」と伝えると

海くんは自分のポジションを気にしているようで、

そのとき、あれこれ考えていることを話してくれました。

DFは苦手だからやりたくない


海「ポジションは決まってるのかな?」

私「さ〜?当日に誰が来れるかにもよるし、コーチが決めると思うよ」

海「ぼく、FWかMFかGKやりたいなー。」

私「あれ?DFは?嫌なの?」

海「うーん、苦手なんだよね〜。」

練習を傍から見てると、どこでもおんなじくらい下手っぴに見えますが、

本人的にはいっちょ前に得意不得意の意識があるようです。


子どもの「苦手」は「嫌い」に似てる


私「ボール奪うの苦手なんだ?」

海「やっぱりゴールするのが好きだよ」

海くんの「苦手」は「嫌い」なものとほぼ等しいようです。

好きなことは例え苦手でもやりますし、

そもそも苦手という意識がない。

苦手とわざわざ表現するのは好きではないということです。

では、なぜDFが嫌いなのか。

推測するに、イメージの問題と思います。

幼いながらに、得点に絡む=ヒーローの図式がわかっているようです。

メディアから注目されるのは、いつもFWかMFです。

DFが注目されることは少ないです。

2010年、2014年のワールドカップのDVDを繰り返し繰り返し見てる海くんは

そのことをよく知っています。

DAZNのダイジェストも、得点シーンやDFが崩されたシーン、キーパーのナイスセーブは出てきます。

ですが、DFのいぶし銀のプレーは編集でカットです。

大衆向けに発信された情報からは、DFの魅力を伝えられる機会が少ないです。

ディフェンスの大切さを説く


海「だから、ポジションはDFじゃないところがいいな。」

私「そうか〜。でも例えFWでも、ディフェンスするんだよ。」

海「そうなの?!」

私「そうだよ。チャンピオンズリーグ決勝戦でネイマールが走ってボール追い回してたでしょ?」

海「あー、そうだった!」

私「海くんいつもクラブチーム練習の3vs3で何点入れたって教えてくれるけどさ。」

海「うん。」

私「今度はボールを奪った数も教えてよ。」

海「なんで?」

私「得点を入れるのと同じくらい大事だからだよ。」

海「そうなんだ。わかった!数えてみる!」


肝心なポジションについては、あえてDFになっても海くんの経験としては良いかも知れません。

自分のやりたいことではなく、他人(コーチ)から与えられた仕事(ポジション)をすることになりますが、

つくづくサッカーは社会の縮図だよなぁと感じます。

逞しく育ってほしいです。

試合のことについては、また別記事で触れたいと思います。



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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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