球際弱い、弱いと散々このブログで言ってきましたが
クラブチームでの練習の中で行われるミニゲームで少し改善の予兆が見れました。
比較的ドリブルができるエリア
ディフェンスは相変わらずのザルですが、ドリブルで一人二人抜くときがありました。
それは決まってある場所でした。
その場所とは、右側のタッチライン際です。
そこなら「ドリブルできる」、というよりは、どうしてもそこに「ドリブルしてしまう」ようです。
本人に意識はなさそうですが、利き足の右でキープするので
相手から遠い側でキープできる右のラインに流れがちです。
あまりにもそれ一辺倒なので、
コーチからは「中にも切れ込んでみろ!」と声が飛びます。
ですが体がなかなか動きません。
ライン際は、お団子にもなりにくいので、ドリブルしやすいようです。
面白いのは、タッチラインを上がって、いよいよコーナーまでいくと
90度曲がって、今度はゴールライン沿いを進み始めます(笑)
ライントレースしてるロボットみたいです。
キーパーのいないミニゲームでは、案外それでゴールまで行ってしまうので
本人はガッツポーズです。
泥臭くても得意な形を見いだせるのは嬉しい
かっこいいとはお世辞にも言えないプレイですが
なにせ球際弱くて何もプレイできなかったような子です。
そこからすると革命的です。
ライン際であれば、私との親子練習で見せる積極性が顔を覗かせます。
手を使ってガードして、足裏でボールを転がす余裕も多少出ています。
ライン際でも何でも、自分の得意エリアにして自信をつけてくれればと思います。
また、コーチにはボールを受ける前に周りを見て状況把握することを求められているようです。
どんどんとサッカーらしくなっていくのが分かります。
この日は、自分でも手応えがあったのか、練習後は非常にご満悦でした。
日々の練習の成果も出始めて、私も嬉しいです。
この調子で球際強くなってくれればと思ってます。