観戦力向上計画その1 開始5分でどっちが勝つか言い当てたい

2021年7月15日木曜日

サッカー脳 楽しむ心

t f B! P L



海くんは、Jリーグの大ファンです。

我が家はDAZNに加入しているので、Jリーグを視聴する環境は整っています。

ですので海くんは贔屓チームの試合の前日からソワソワし始めて、当日は必ずフルタイムで応援します。

サッカー少年にとってプロの試合を見ることは、とてもいいことです。

質の良いプレイを見れば、「自分もこんなプレイをしてみたい!」と意欲を刺激されます。

一方で、単にサッカーファンとして勝敗のみを気にして見るような観戦方法だと

サッカー脳の育成には物足りないとの意見もあります。

勝敗だけでなく、「なぜあの選手は、あそこでパスをしたんだろう?」とか

「自分だったらどうしていたか?」とか

プレイの選択を想像しながら観戦できるとサッカー脳が刺激されるそうです。

せっかく海くんがプロの試合に興味を持ってるので、

うまくサッカー脳を刺激できるように私はサッカーの観戦力を高めたいと思っています。



戦況の把握


私がまず拘って学びたいと思ったのが、戦況を把握することです。

どちらかに得点が入れば、どちらが勝ちに近いチームなのかは私にも分かりますが、

例えば同点の状態だったらどっちのチームが押しているかわかるかというと正直サッパリ分かりません。

ひょっとすると得点がどちらかに入っていても、「たまたまの得点」であって押し気味なのは失点した方かも知れません。

プロの試合からなにか学ぶにあたっては、良いプレイから成功を学び、良くないプレイから失敗を学びたいものです。

得点したから、そのチームは良いプレイばかりしている訳ではないので

まずは、学ぶべきプレイを抽出するためにも戦況を把握する能力が必要です。

文化系な私でも、小学校低学年な海くんでも理解できる戦況を知るポイントを探してみました。

ボール支配率


さて、得点以外に戦況を知る手掛かりはないか。

そう考えたときに思い浮かぶのが、ボールの支配率です。

ボール支配率とは、一方が試合時間中にボールを保持していた時間の割合を言います。

このボール支配率が高いほど、攻撃する時間が長いことになるので試合を優位に進めている可能性が高いわけです。

DAZNで試合観戦すると、ハーフタイムや飲水タイムなどの時間でちょいちょい解説者がこの数字について触れてくれますので

この数字が出てきたときには、注目です。

そして、この数字を見る上で是非合わせておさえておきたいポイントがあります。

それは、攻撃面でのチーム戦略です。

ポゼッションとカウンター


攻撃戦略として、ポゼッションサッカーという考え方があります。

相手にボールを奪われないようにパスを回して、相手の守備陣形を崩して攻める戦略です。

高いボール支配率をキープして戦うことがベースになりますので

ポゼッションサッカーを戦略とするチームのボール支配率が低ければ

「自分たちのやろうとしているサッカーを封じられている状況」と言えるでしょう。

また、ポゼッションの対義の戦略としてカウンターサッカーが挙げられますが

カウンターは、ボールを奪ったら支配率を意識せずに速攻するため、

カウンターサッカーを主体とするチームのボール支配率が低くても一概に試合を優位に進められていないとは言えないでしょう。

チーム戦略を調べる



応援するチームの戦略を調べるにはどうしたらいいでしょうか。

私は、海くんのリクエストで選手名鑑を買ったのでそれを見ています。

ごくごく簡単に、チーム毎の特徴を書いてくれているので

ポゼッションっぽいのか、カウンターっぽいのかなんとなく分かります。

実況を聞いていても「このチームの特徴は〜」と話してくれることもあります。

ゴールキーパーからサイトボレーではなく、近くのDFに渡して丁寧にビルドアップするシーンを見ると「ポゼッションかな?」と思います。

そんなチームの特徴を踏まえつつ、ボール支配率に注目すると

得失点差とは異なる切り口の優勢劣勢が見えた気持ちになり、観戦が楽しくなりますね。

セカンドボール



コロナウイルス感染対策で無観客試合が増えて、ベンチや選手の声がよく聞こえることがあります。

プロの試合でも「セカンド!セカンド!」と選手を鼓舞する声が聞こえることがあります。

セカンドとは「セカンドボールを拾え」のことです。

セカンドボール、こぼれ球、球際、ルーズボールなどなど、色んな言葉で表現されますが、

要は、どちらのチームとも保持できていない状態のボールを自分のものにすることを指します。

私が注目するポイントは、キーパーからのサイドボレーをどちらが確保するのか、というところです。

とても距離は長いですが、基本的にはキーパーからのパスなので

蹴ったキーパー側のチームが優位にボールを収めることができるはずです。

しかも、キーパーは以前はパントキックで高く蹴り上げていたものを

低空で味方に届くようにサイドボレーで蹴る方法が主流になり、年々技術が上がっているそうです。

ところが、中盤の選手の数的要因、技術により、相手チームが抑えることがあります。

セカンドボールを抑えるとボール支配率も上がり、攻撃機会が増えて守備機会が減るため

優位に試合を進めることができます。

数字ではありませんが、キーパーからのボールをどっちが取るかの問題だけなので

小学校低学年にも理解できると思います。

ハイプレス


チームごとに様々な戦略あれど、ハイプレスを試合中通して繰り返すサッカーは個人的に大好きです。

とても疲れる戦術のはずなのに、最後の最後まで走り切る選手の姿を見ると心に響くものがあります。

ハイプレスとは、相手陣内の高い位置でプレスしてボールを奪いに行くことです。

前線の選手が一人でボールを追い回しても意味は薄く、

チームで連動してパス回しで逃げる相手を追い詰める必要があります。

私は、このハイプレスがハマるか否かを注目して見ています。

ハイプレスがハマれば、ボール支配率に直結して優位に試合を運ぶことができます。

ハマらないとどんどんと体力だけが消耗する諸刃の剣です。

それどころか、押し上げたDFラインの裏を取られて

一気に決定機を渡してしまう危険すらあります。

それだけにハイプレスがハマるかハマらないかは、戦況を知る上で重要な指標になります。

おわりに


もっと戦況を知るためのポイントはたくさんあるのだと思いますが、文化系な私でも理解できるポイントで書いてみました。

また、こういったポイントを知る過程が面白かったりします。

今後も少しずつ勉強をして学んでいけたら、もっとサッカーの魅力を海くんに伝えられるんじゃないかなと感じています。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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