判断の遅さの原因は第一選択肢がパスであることか。

2022年5月14日土曜日

サッカー脳 足元の技術

t f B! P L
コーチから、よく判断が遅いと海くんは怒られています。

確かに、味方からのパスをトラップしたあとに、あっという間に周りを囲まれてボールを取られるシーンをよく見ます。

トラップからスムーズに次のプレーに繋げられる選手は、ドリブルも上手いです。

自信を持っていて、トラップしてすぐにドリブルに移ります。

海くんには、迷いがあります。

一時期は、うまく高速ドリブルに繋げるように処理できることもありましたが、

海くんは基本的にまずパスの出しどころを探す思考回路になっています。

出しどころを探しても、すぐには見つかりません。

味方のパスをもらう動きが若干消極的なこともありますが、海くんも十分に周囲を見ることができていません。

判断することに必要な情報を探しておく必要があること。

ようするにパスを受ける前によく周りを見て味方の位置やスペースを把握しておくこと。

それがドリブルを第一選択する子に比べて、トラップ後の処理に対するハードルを上げてしまっています。

もちろん、ドリブルするにも周りは見ておくべきなんでしょうけど、ドリブルしてボールを取られるのと、パスのだしどころを探してるうちに取られるのとでプレーの積極性の印象がだいぶ変わります。

迷わずドリブルすれば良いのに、あえてパスしようとするのは、海くんのやりたいサッカーがそういうスタイルなのだと思います。

まず、ドリブルしろ!迷うな!というのは簡単ですが、今のところは海くんのやりたいサッカーを尊重してそのことは言いません。

周りを見る習慣は段々とついてきていると思うので、もう少ししたら判断が早くなるかなと楽観的に構えています。

まず、今やるべきことは、技術的な要素として、パスを角度をつけて受けることや、浮かさないで丁寧にボールを落ち着けることなど、

トラップの基礎を高めてくれればと思っています。

あとは精神面で言えば、ボール持ったときに落ち着くこと。

リラックスした状態でボールを受けてキープするのが大事かと思います。

いつも慌てて無理なプレーに走ってしまうので。

このあたり「判断早く」のコーチングは、逆効果にもなりかねないので、海くんには「急がば回れだよ。判断早くすることは大事だけど、まずはリラックスしてボール持てるようにしてみよう。」と伝えています。

海くんのプレイスタイルを大切に育てていきたいと感じます。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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