お団子サッカーとコンパクトな守備との境界線

2022年5月16日月曜日

サッカー脳

t f B! P L
海くんのディフェンスは、引いて守るディフェンスです。

ちょっと前まで簡単に足だけでディフェンスしていて、スッコーン!と抜かれてました。

あんまり簡単に抜かれるので、間を取ってディフェンスすることを教えました。

もちろん、前線からのプレス時との違いは説明しています。

あくまで中盤やディフェンスラインでの抜かれない守備として、間を取る方法を伝えています。

海くんは、素直にそのディフェンスを続けています。

おかげで、簡単に抜かれることはなくなりました。

それと引き換えにボール奪取率は下がりますし、パスで逃げられることは多くなりました。

そんなところもあってか、コーチ陣からすると、もう少し積極的に当たってほしい気持ちがあるようです。

わたしの本音は、そのパスをチームでカットするような意識付けができるとチームとしての守備力があがるのかなと思ってます。

海くんの所属するチームは、守備のときも段々とボールに吸い寄せられてお団子サッカーになります。

コーチ陣はそれを見て「もう少し広がれ」とコーチングしますが、戦術トレンドとしてコンパクトな守備が求められがちな昨今のサッカーにおいて、お団子であることのデメリットってなんだろう?と考えると

ずばりインターセプトなのではと考えます。

極端な話、ドリブルしかしてこないとわかっている相手であれば、お団子サッカーで相手を大人数で囲い込むのが正解だと思います。

究極のコンパクトな守備です。

ですが、実際にはパスがあって、パスの度にお団子をスライドさせるのが無理があるから、ある程度ゾーンを広く取る必要がでてくるわけです。

であれば、守備でお団子サッカーしているところを見たときの適切なコーチングとしては、

「広がれ」ではなく、

「インターセプトを狙え!」であり、インターセプトを狙うために結果として少し広がって守備をするようになる。

同じ「広がる」でも、この思考の流れが正しいのではないかと思います。

今のチームの守備を見ても「広がれ」と言われて、無策で広がってるようにしか見えず、従って、冒頭の海くんのような引いて守るディフェンスで相手にパスを選択させても、結局そのパスを回収する人がいません。結果として海くんのディフェンスもただの消極的な印象の残る残念なプレーになります。

なので、守備時のお団子サッカーに対しては、「インターセプトを狙おう。」でいいと思います。

以上、素人が考えた屁理屈でした(笑)
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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