そして、それをブログで言葉に出してしまったりします。
でも、それは、ほんの一時的なもので、心の奥深くでは、「海くんは大丈夫。きっと活躍できるときがくる。」と思っています。
もう、自分でもビックリするくらい子どもを信用しています。
ある種、楽観的というか、何も考えてないというか、根拠も特になく、ただ「大丈夫」という気持ちに時間の経過がさせてくれます。
今より全然下手っぴのころを知っているからかも知れません。
日頃の小さな努力の積み重ねを知っているからかも知れません。
周りの成長に比べて、嫉妬を感じるときもないわけではありませんが、
その心に纏わりついた嫉妬も、いずれ根拠のない「大丈夫」に洗い流されていくことを知っています。
負の感情に心が侵食され過ぎないこと、これって結構、親が子どものサッカーを見守る上で重要かもなと思ったりしています。
いちいち、暗い気持ちになっていたら疲れてしまうし、心がもたないよなと思います。
さて、話変わって、以前よりコーチやわたしから「プレーに気持ちが乗っていない」と指摘されている海くんですが、
自分なりに気持ちを乗せる方法を見つけたようです。
その方法がまた、わたし的にもとても良い感じに映っていて、「継続しようね!」と海くんと話しています。
それは、声を出すことです。
これまでも海くんはチーム内で声を出す方でしたが、先日の試合では、もっともっと積極的に声を出すようになりました。
味方を鼓舞する声、ポジショニングに関する声、ボールを呼ぶ声と様々使い分けていますが、
外から見ていて、なんとなくですが、「声でチームを良くしてる」感覚を感じました。
声で味方の攻撃力や守備力をアップさせてる感じです。
そして、なにより、声を出してる本人の気持ちが乗ってくるようです。
試合に入りやすくなって以前より格段に気持ちの入ったプレーをすることが多くなりました。
本人も、「声を出すごとに気持ちが入ってくる」というように、見てるこちらも思わず握りこぶしを作ってしまうようなガツンとしたプレーを見せてくれます。
味方にも自分にも良い効果があるなんて、かなり「おいしい」方法を見つけてしまったなと感じています。
こうして、自分で自分の欠点を克服してく海くんを見ると、「やっぱり大丈夫」と思ってしまうわたしですが、
実際のところ、チームとしては、いわゆる地域の強豪チームに全く歯が立たない状況が続いています。
チーム内の誰より下手っぴだった海くんが、チームを牽引して強豪チームに一泡吹かせることを夢見ています。
本当に夢で終わる可能性が高い一方で、「まぁ、大丈夫だろう。」と思ってるわたしがいます。