試合や練習で上手くいかなくて悔しい思いをしたときなど、泣いて「悔しい」と口にする海くんに対して
「うまくなりたきゃ、好きになるしかないよ。」と。
うまくなりたきゃ、練習するしかない。と、伝えていたときもありました。
でも、海くんのチームメイトやサッカー仲間を見て、つくづく思います。
結局のところ、サッカーが好きな子は、努力してる自覚もなしに、無心で練習しています。
そんな子には到底敵わなくて、やっぱり、サッカーをどれだけ好きになれるかが重要なんだと気付かされました。
海くんは、毎日、少しずつ練習を重ねています。
内容も自主練習と呼べるようなものになってきた気がします。
海くんは精一杯努力をしてると思います。
毎日の練習は、やっぱりしんどいし、「苦しいけど、うまくなりたいから努力する。」マインドだと思います。
努力はしてるけど、そもそも努力と思ってないほど好きな子には敵わないんじゃないかなと思っていましたし、今もそう思っています。
ところが、海くんも5年生になり、少しずつ頭が大人に近づいてきて、ちょっと私自身の感じ方がまた変わってきたことがあります。
それは、シンプルにサッカーが好きな子と比べても、努力を積み重ねられる子も同じようにうまくなれる可能性も有るんじゃないかということです。
とくに小学生の低学年の頃は、大した努力もする思考がありませんでしたが、
5年生になって、頭が追いつき、志がでてきたからなのか、侮れないほどの継続した努力をするようになってきました。
そして、その努力が侮れない結果を生み出すことがあるのだと実感したことから、少しずつ感じ方が変化してきました。
単純にサッカーが好きか。
そこまで好きになれなくても、志でカバーができるのか。
期待して注目したいところです。