どう贔屓目に見ても格上すぎる相手に対し、海くんたちのチームは、勝つための戦術を選択しました。
ガッチガチに引いて守ってカウンターです。
ボールを取ったら、繋がずにとにかく前へ蹴り出します。
クリアボールを前線に残った一人が拾えれば単騎突破を図ります。
海くんたち選手の頑張りもあって、善戦しました。
善戦はしたけど、負けました。
どうせ負けるのであれば、もっと挑戦して負ければよかったのにな。とも都合よく思いました。
海くんのチームには、両サイドでボールを運べる選手がいます。
その選手たちを信用して繋いだほうが、次の試合に繋がったんじゃないか。と思いました。
計算できるプレーがあるなら、強豪相手にもそれを正面からぶつけてみても良かったのかなと。
勝ちにこだわるか、上手くなることにこだわるか、とても難しい判断だと思います。
負け続ければモチベーションが保たれないし、どんな手段でも勝てれば勝手に上手くなるというものでもないと思いますし。
親としては色々と想いや葛藤がありますが、子どもたちにとったら、単なる悔しい敗戦でしかないと思います。
くじけることなく、この場面を乗り切ってほしいなと感じています。