キャプテンを先に決めて、ジャンケンして順番にチームメイトを指名していく方法です。
海くんは、この方法になると、大概、最後の方に取られます。
サッカーの実力的に頼られていないのが良く分かります。
ところが、先日、少年団チームの練習の際に、家の都合のため、次の試合に出られないことをチームに伝えると、
「海が出れないんじゃ、厳しいよ。」と、チームメイト達に告げられたそうです。
海くんは、家に帰ってから、「どうにか試合に出ることはできないか。」とわたしや母ちゃんに相談してきました。
結局、都合上、どうしても空けることができずに、試合に出ることはできませんでした。
本音で言えば、試合に出させてあげたかったです。
海くんがチームメイトから必要とされていることを嬉しく感じていることは伝わりましたし、
それに応えたいと考えていることも伝わりました。
取りっこでいつも最後に取られていた海くんが、今まで感じたことのない感情だったかも知れません。
幼いながらも、チームの一員としての責任感を一人前に感じている様子を見て、親としてとても嬉しい気持ちになりました。
小学生でそんな感情、気持ちを抱かせてもらえるなんて、なかなかないなとも思いました。
サッカーと出会えていなければ、このような経験はなかったかも知れません。
改めて、チームやチームメイトに感謝ですし、海くんのサッカーへの取り組み方に変化があることを期待してしまいます。
今までは、自分のために、応援してくれる人のためにやっていたサッカーが、「チームのために」が追加された感じがします。
そして、その影響はかなり大きいんじゃないかなと思っています。
チームのために、走ってくれる海くんを期待します。
