球際の弱さ改善に種を蒔いといた話

2020年10月25日日曜日

足元の技術

t f B! P L


最大の弱点


今からおよそ4ヶ月前、海くんが小学二年生の梅雨の時期に

スクールでの練習を観戦した母ちゃんがポロッと言いました。

「今年の一年生は強そうだよ。」

ええー、なんでそう思ったのさー。

「一年生と二年生の紅白戦あったんだけど、互角だもの。」

この年代の1年って相当大きいはずなのに互角ってすごいね、海くんはどんな感じ??

「積極性がないよね。おそるおそるボールに触る感じだから、すぐに取られちゃう。」

これまでの記事でも幾度か触れてきましたが、

海くんは、ボールではなくお団子を追いかけたり、

たまたま足元にきたボールも、おっかなびっくりにちょんっと蹴飛ばすくらいしかできませんでした。

リフティングは頑張ってるし、スクールでの練習の成果もあるので

ボールコントロールする技術はついてると思うのですが

いかんせん、積極性が見えませんでした。

積極性 ≒ 球際の強さ


積極的になるにはどうすれば良いのか。

少年サッカーの積極性を調べると、「球際」という言葉に行き着きます。

球際とはボールの奪い合いのこと。

サッカーを始めたばかりの子たちでボールの奪い合いを制するのは

積極的にガツガツいける子です。

つまり、少年サッカーの初期のレベルにおいては、

積極的 ≒ 球際の強さ が成り立ちます。

また、いつまでも積極的な子だけがボールを奪える状況が続くかというと、そうではありません。

ボールをかすめ取りキープする足元の技術も必要になってきます。

積極性 + 足元の技術 ≒ 球際の強さ です。
※文化系父的な解釈です。

気の優しい子は消極的


海くんは、小さい頃からおもちゃの取り合いで揉めたことがありません。

自分の気持ちを我慢して友達に譲ってあげます。
(弟のりっくんはすぐに怒って取り返すか泣き喚きます(笑))

また、のび太がジャイアンにボコボコにされるシーンが怖くて

ドラえもんすら見れない超のつくビビリでもあります。

ビビリで消極的というとネガティブなイメージがありますが、

私はこんな海くんの性格が大好きです。親バカですが(笑)

ですが、こうした性格がサッカーのプレイにおいては、

良くない方に出てしまっています。

「サッカーは競技だから、身体が当たるのはいいんだよ。」

「普段は人のもの黙って取ったら駄目だけど、サッカーはそういうルールだからいいんだよ。」

このような声がけはしているので、サッカーは競技だという認識はあるようですが、

生まれ持った性格を切り離して競技モードになれるほど器用ではありません。

檄を飛ばして「もっと積極的にいけよ!」とプレッシャーを与えることは簡単ですが、

それが原因でサッカー嫌いになってしまっては元も子もありません。

私の目標は、プロサッカー選手になってもらうことではなく、

サッカーを好きになってもらうことですから。

私自身、ぐっと我慢して、海くんの心の成長を待ちます。

将来に備えて待つ


それでは、この時期は何もできることがないのかというと、

将来に備えて足元の技術を向上させておくということは出来ます。

心が成長しても足元の技術がないばかりに

相変わらず球際が弱いとなると可哀想ですし。

あと、今の段階で積極性のある子は自然と足もとの技術がついてくるでしょうから、

先回りはできなくとも追従しておく必要はあるのかなと思います。

というわけで、海くんは1年生の夏ころからこつこつボールタッチを始めています。

小学2年生の梅雨の時期からおよそ4ヶ月経ち、

1年前に蒔いた種がようやく芽を出して、

海くんに少しずつ球際の強さがでてきています。

そのことはまた、後々触れていきたいと思います。


【追記】

球際がちょっとだけ強くなってきたことを記事にしました。(リンク


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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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