戦況把握に必要なサッカー脳を育むために本を読む

2020年10月26日月曜日

サッカー脳 楽しむ心

t f B! P L


海くんにサッカーの魅力を伝えたい。

そんな気持ちから、試合観戦の目を肥やすための勉強をし始めたのは、

およそ一年前、海くんが小学一年生の秋頃です。

文化系ながらに思った試合観戦の目を肥やすのに必要な知識について書きます。

試合観戦の目を肥やすきっかけ


海くんに、サッカーを楽しむ心をどう育んであげるのか。

それは、海くんが「サッカー選手になりたい」といった時からの

私の課題になっています。

はじまりのとき

「父ちゃん、なんで日本代表にならなかったの?」約一年半前のある日の午後、近くの公園からの帰路で、そう私に尋ねたのは当時小学一年生になったばかりの息子の海くんです。彼の言う日本代表とは、プロサッカーの日本代表のことです。

サッカーの魅力を伝えるには、やはりプロの試合をみるのが一番と考えました。

近くはありませんが、スタジアムに足を運ぶのも良いですね。

贔屓にするチームがあって、シーズン通して応援できたら、きっとサッカーに夢中になります。

サッカー観戦のハードル


ですが、私自身がプロのサッカーの試合に今ひとつのめり込めないところがあります。

その理由は何か。

おそらく、素人に戦況の把握が難しいところにあるのかなと思います。

野球は分かりやすい


ちなみに日本でサッカーと同じくらい愛されてるスポーツに野球があります。

私は、中学、高校時代は、野球観戦が大好きでした。

野球は、一球一球の間に実況者や解説者がコメントする時間があります。

だから、

「バッターの苦手なコースがあるからそこを狙う配球してる」とか

「このピッチャーはコントロールが悪い」とか

そのバッターが対峙している間に十分な説明があるので戦況や駆け引きがよくわかります。

サッカーのわかりづらさ


対してサッカーは攻守の切り替えが早く動きが複雑なため、

実況者も解説者も、短くて便利な専門用語を使わざるを得ません。

だから、

コンパクトなサッカー

ラインをあげる

ギャップで受ける

タメをつくる

など、起こった一瞬の事象を捉えて、説明します。

丁寧な解説者は、ボール保持者ではない人の動きにフォーカスして「良い動きしてた」と言ってくれますが、

観戦してる側はボールの動き周辺しかみてないので、

「ふーん、そんなやり取りあったのか〜」ぐらいの認識で終わります。

わからないな〜と思うと同時に、

分かったらどんなに楽しいだろうとも思います。

解説者から聞く前に、ボール保持者じゃない選手の良い動きに気づいたり、

お互いのチームのやりたいこと、やれてることが掴めれば、

「勝負は負けたけど、あの選手は孤軍奮闘してたな」とか

「このチームでこの戦術がハマらないのは、タメを作れる選手がいないからかな」とか

分かれば絶対楽しいですよね。

サッカー脳育成の最初のステップ


海くんと一緒にサッカー脳を鍛えようと考えますが、

私は素人で海くんはまだ低学年なので短期間で実行するのは難しそうです。

じっくり腰を据えて取り組むことにします。

まず、最初のステップとして、

・ルールを覚えること

・ボールを持ってない選手の基本的な動き

を勉強します。

サッカーのルールを知る


なんにせよ、ルールをまず覚えなければ、試合観戦もなにもありません。

海くんも私も、サッカーのルールをよくわかっていません。

どんな種類の反則があるの?

どんなときに直接FKで、どんなときに間接FKになるの?

オフサイドの定義は?

ボールがどこまでゴールに入れば得点?

・・・テレビ中継の試合は、実況者が結果を実況してくれて困らないので

理解してるようで理解してません。

世のサッカー少年は、ルールをどうやって学んでいるのでしょう?

試合しながら身体で覚えるのでしょうか。

コーチに教わるのでしょうか。

とりあえず、海くんとは机上の勉強から入ることにしました。

使用したのは、

超カンタンにわかる! 少年サッカールール


という本です。

写真がたくさん使われてるので分かりやすいです。

子どもでも読みやすく、難しい言葉を避けているので

海くんでも一人で読めてました。

(いい本ですが、ちょっと古くてルール改正に追従できていないことがあるので注意です。)

これを読んだあとは、サッカー中継を見る際、オフサイドのリプレイに注目したり、

ファウルかノーファウルか微妙な判定に対してコメントするようになりました。

また、ファウルに対してある程度線引きできるようになってから

私との1vs1では、手を使うようになりました。

海くんは球際弱いので、手を使って身体を入れることができれば良い傾向です。

球際の弱さ改善に種を蒔いといた話

今からおよそ4ヶ月前、海くんが小学二年生の梅雨の時期にスクールでの練習を観戦した母ちゃんがポロッと言いました。「今年の一年生は強そうだよ。」


「プロでもこれくらいはしてる」のが分かってやりやすくなったのかも知れません。

ただ、スクールでは手を使いません。

どういうわけか親である私相手だと使います。

海くん、ほんとは君はもっと球際に積極的になれることを父ちゃんは知ってるぞ(笑)

オフザボールを理解する


次は、ボール保持者じゃない人の動きの勉強です。

いわゆるオフザボールの動きになります。

勉強に使ったのはこの本です。

個人的には非常にわかりやすくて良かったですし、
本とリンクしてるので理解が進みます。

ルールと違い、オフザボール自体が難しいため、

読み聞かせ方式で一緒に読みました。

本は基本の動きと各ポジションの動きとに分けて章立てされています。

特に基本の部分は、低学年にも理解できることが多いです。

パスを貰うのに相手と重ならない位置に移動すること

安全にプレイするのに、ボール保持者の後方斜めにセーフティプレイヤーがいる大切さ

相手を背負いながらトラップせずに済む準備

などなど、今の時点で知っておいてほしいことばかりです。

これを読み進めつつ、サッカー観戦も徐々にやっていこうと思います。

海くんが興味を持ってくれると良いのですが、私も、Jリーグはみる習慣はなかったので

無理は言えません(笑)

楽しんでサッカーすることが目標なので本末転倒にならない程度に勧めたいと思います。



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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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