ここのところ平日の朝は、海くんと早起きして朝練しています。
海くんは現在小学二年生ですが、小学一年生の頃にも一度朝練していた時期があります。
小学二年生になってからは初めてなので、かれこれ半年以上ぶりの朝練です。
海くんと初めて朝練をしたのは今から1年ちょっと前になります。
今回は、朝練をし始めたときの話になります。
朝練への誘い
私はいかにリフティング回数を効率よく伸ばしてあげることができるのか考えていました。
朝練でやることは、リフティングがメインです。
朝練開始後の一ヶ月は、私が「やろうよ。」と声をかけ、土日以外ほぼ毎日やりました。
インターネットでリフティング練習の体験談を探して分かったことは、
週末にたくさん時間をかけるのではなく、毎日コツコツと少しずつ継続することが大事ということ。
さて、困りました。毎日というと、一番使いやすい時間帯は学校が終わった後です。
その時間帯は、私は仕事ですし、母ちゃんも空ちゃん、りっくんのお世話で忙しい。
毎日、海くんのリフティング練習に付き合うのは現実的とは言えませんでした。
となると、朝です。
朝であれば、私が付き添えます。
私も朝は辛いので、この決断はかなり迷いました。
ですが、三種の神器のリフティングを達成するには、
背に腹は変えられません。
思い切って海くんを誘ってみることにしました。
ただ、海くんだって朝は辛いはずです。誘い方を間違えば
「え〜、僕は行かな〜い」なんて振られてしまう可能性もあります。
私はちょっと考えてから、
「父ちゃんさ、海くんにサッカー負けないように朝に秘密の特訓しようと思うよ。」
「ズルいよ!僕も行く。」
こうして無事に釣れた海くん(笑)
私と海くんの朝練の始まりです。
朝練のメニュー
その他にサブとして縄跳び、コーンドリブル、ボールタッチ、坂道ダッシュ、靴飛ばし、パントキック、
など色々とやってはみましたが、海くんのテンションが低く長く続きませんでした。
やっぱりリフティングって子供を夢中にさせる何かがあるのでしょうか。
リフティングだけは、「やろうよ。」というと素直に「そうだね。」と返事します。
というわけで、サブメニューとして生き残ったのは、サッカーバレー(古今東西クイズ付)、対面パスくらいになりました。
対面パスは分からないですが、サッカーバレーはほぼリフティング練習ですから取り組みやすかったのだと思います。
時間としては15分から20分くらいです。
特に冬場は着替えに手間取って正味の練習時間が少なくなります。
朝練やる合図
流石に、飽きと疲れが出てきたのか、それまで、「うん!」と二つ返事で返ってきていたのが
「うーん」「起きられないかもー」など弱気な返事に変わっていきました。
朝練により、リフティングが上手くなりました。
無理にやらせても仕方ないし、やる気がでないのはオーバーワークになってる可能性もあると思い、
朝練やるやらないを決める方法を変えました。
一枚のかけ札を用意しました。
片面が「朝練する」反対側が「朝練しない」と表示したかけ札です。
海くんに自分で朝練やるやらないの意思表示をしてもらうことにしました。
名付けて「朝練やる?やらない?カード」です。
私から声がけすると、良くも悪くも「朝練する」方向に流れがちなので、
自主性が育まれることも期待してこのカードによる方法に落ち着きました。
海くんは寝る前にこのカードをどっちにするか決めて所定の場所に吊り下げます。
仕事で私の帰りが遅くなり、海くんが寝てしまっていてもこれがあるので、朝練する気があるのかないのかわかります。
これにより、朝練の頻度は、半分くらいになりました。
平日の5日のうち、2,3日程度ってとこです。
朝練を始めてから約9ヶ月の間、無理なく継続することができました。
ずいぶん長く続いた朝練ですが、終わってしまったきっかけは私の仕事の都合でした。
結局、海くんが二年生になる4月に、職場の都合で朝練ができなくなってしまいました。
朝練を出来なくなることを告げた日は、寂しかったですね。
「明日からお仕事の都合で朝練できなくなるの。だから、練習したいときは、学校終わりの夕方にやっておいてね。」
海くんは悲しそうな顔をしてました。
それだけ、私と海くんの間で、朝練は日常化していました。
朝練の効果
リフティングの上達に連動して、ボールコントロールも上達したと思います。
母ちゃんがスクールのコーチに「海くんはすごく上達してますね!ここのスクール以外で何処か通ってるんですか?」と聞いて頂いたそうです。
海くんが頑張っているところをちゃんと見ていてくれて、私としても嬉しかったです。
あとは、自主性を育む点で、いい経験にはなったのかなと思います。
以前記事にしたようにここ最近で朝練が再開されてます。
自分で計画して練習頻度を決めています。
このときの自主的に練習する訓練が実を結んだのかなと勝手に満足してます。
この先、海くんが「サッカーうまくなりたい!」と思ったときの解決方法の一つとして
朝練という選択肢を思い並べてくれれば、それだけで浮かばれるというものです。