リフティング50回でおじさんがロボットキックを直してくれた

2020年10月17日土曜日

リフティング

t f B! P L

ロボットキックは一般的な言葉じゃないかも知れません。海くんのリフティングをみて気づいたら私がそう呼んでました。


海くんが小学一年生の冬にリフティング50回を達成し、このロボットキックと決別したお話です。


ロボットキックとの出会い


ロボットがリフティングしてる?


毎日の努力の甲斐もあり、海くんのリフティングは30回を超えてきたあたりのことです。

10回を超えたあたりからずっと気になっていたことが一つありました。

フォームが少し変なのです。あくまで文化系な私から見て、ですが。

なにが変なのかというと、ボールを上げるモーション中に膝が曲がらないのです。

蹴り始めから終わりまで太ももから足の先までが終始ピーンと伸びています。

原因ははっきりしてます。

私が横で、繰り返し繰り返し「足首伸ばすよー」とアドバイスしていたのが原因です。

そして打点が高いです。腰高くらい。上手い人はもっと足元でやってるイメージがあります。

私も色々試してみますが、海くんの蹴り方のほうが確かに安定するのです。


ロボットキックを受け入れた


私のアドバイスにより出来上がってしまったロボットキック。

当初、それで良いと思ってました。

角ばった石が川の流れで角が取れて丸くなるように、時間が経てば

ロボットもそのうちにカッコイイフォームになるだろうと。

しかもロボットキックのいいところは

スネでもまっすぐ上がります。

ももから足の指先まで180度なので、スネも地面と水平になるので、真上に上がります。

リフティングを30回やれば10回はスネで稼いでます。

スネでリフティングするのは流石に違うだろうと思いましたが、

スネでやるのは止めろと言えば、間違いなく回数が減ることはわかっていました。

なので、まずは回数を増やすことを目標にして、フォーム改善は後回しにしていました。


ロボットキックを直す


直すことにしたキッカケはおじさん


母ちゃんには弟がいます。海くんのおじさんにあたる人です。

ある日、おじさんの目の前でリフティングを練習したときに、

「スネでやってると大人になると痛くなるよ。」と言われたそうです。

回数が落ちた


その日以来、海くんのリフティングのフォームが変わりました。

蹴り足の動きが柔らかくなったように見えました。

ですが、回数が落ちました。10回もままならない状況が続きました。

ですが、ロボットキックに戻すようには言いませんでした。

回数より重要なことを学んだように見えたのです。

ロボットキック直した効果


リフティング練習の真価


リフティングの練習は、そもそも、思った場所でボールをミートすることにあります。

インステップ、もも、インサイド、アウトサイド、色々な蹴る場所がありますが

今は、インステップで正確にミートする練習をしています。

スネで蹴るのは、今の練習の目的とは異なります。

正確にインステップだけでリフティングするようになったこと。

本来のリフティング練習の目的を取り戻した気持ちになりました。

サッカー選手のオーラがでた


リフティングをしている海くんを見て、「サッカーしてる子」のオーラを感じました。

ロボットのようにピョコピョコ足を上げてリフティングしていたのが、

シュートやパスをするのと変わらないモーションでほぼ無回転のボールを上に蹴り上げるのです。

近所の方に「うまいね〜」と声をかけられるようになったのもそのあたりからです。

「足首を伸ばす」と教えてきましたが、今はむしろ足首が柔らかくなって、

ボールをキャッチしてるかのように足首のクッション勢いを吸収してるように見えます。

全身がリラックスしてるのがわかります。

海くんは20回達成からおよそ1ヶ月かかって50回を達成しました。

目標の100回までとうとう折り返し地点です。





↓ ブログランキングに参加しています。ポチッと応援お願いします!
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

↓ ブログランキングに参加しています。ポチッとしてもらえると元気でます。

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ


PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ アーカイブ

テーマ別

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

人気の投稿

自己紹介

自分の写真
文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

ロングキックは難しい

QooQ