リフティング20回で人生で大切なことを学んだ

2020年10月16日金曜日

リフティング

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10回できればその先はほっといても増える?


海くんがリフティング10回クリアしたのは、5回キャッチをクリアしてから2週間後でした。

今までかかった時間に比べると格段と短くなった気がしますが、原因ははっきりしてます。

1    5回キャッチの成功率が50%くらいまで練習していたので、潜在的には6回以上できる力が既にあったこと。

2    成功率ではなく、一度でも10回できたらクリアにしたので、たまたまできてしまった。

ですので、海くんが急に上達したわけではないです。

さて、インターネットでは、10回できたらあとはほっといても回数は増えてくるといった情報を見かけます。理屈は大いに共感できます。

だって、10回できるんだもの。同じやり方で継続すればいいだけじゃないですか。私もここから二次関数的に記録更新されるのを期待していました。

敵が増えた


リフティングのイライラをどう克服するか以前の記事で触れました。

リフティング5回キャッチをトゥギャザーしたら比較的に平和になった。

2回キャッチができたのは、およそ一年前の話ですが、正直、私はこれで少し安心していました。2回ができれば、あとはその反復だと思っていたからです。今思い返しても、その考え方は間違ってはいなかったと思います。


10回以降のチャレンジは、新たなイライラの原因が待ち構えています。それは・・・

回数が増えるどころか減ってしまう

今までは、なかなか記録が上がってこないイライラがありましたが、目標値が低いので、極端に下がることはありませんでした。

ただ、目標が10回以上となると、大概のチャレンジは目標の半分程度で終わります。

前はできたのに。

できるはずなのに。

前進どころか後ろに下がってしまったことがイライラに拍車をかけるのです。このイライラが強敵です。

そんなわけで、なかなか記録が増えません。

地道に地道に練習して、結局20回がクリアできるまで一ヶ月かかりました。

3歩進んで2歩下がることを教える絶好の機会


「前はできてたのに、なんでてきないんだよぅ!!」

自問する海くん。地べたに大の字に寝っ転がって地団駄踏んで泣いています。

悔しくて悔しくて泣いています。

海くんが20回を記録するまで、いや、ここからずっと先も、うまく記録が伸びずにこうしていじけてしまうことが多々あります。

「上手く行かない日もあるんだよ。それでも辛抱して練習を続けたときに、記録更新するんだよ。」と海くんに伝えました。

海くんは「なんで?」って顔をしてます。

「その時の体調だとか、気分とか、天気とか、色んなことに影響受けるからだよ。3歩進んだら2歩下がっちゃうんだよ。それでも次にまた3歩進むから少しずつ進めるんだよ。」

人生で学ぶべき多くのことをサッカーで学ぶ


人生上手く行くことばかりじゃない。


海くんがサッカーしていなかったらこんなことを真顔で伝える機会はあったでしょうか。

サッカー人としての成長は何もサッカーの技術に関するものばかりではない。

海くんは、サッカーを通して人生で必要なことを学んでいます。

本当にサッカーをやらせて良かったなと思っています。

もし、このブログをご覧の方に、これからリフティングを子供に教えようとしている方がいたら、

是非、子供が上手く行かなくて駄々をこねたときにかけて上げる言葉を用意しておいて上げてください。

そういう状況で聞いたアドバイスは、きっと子供の胸に刺さるはずですから。

子供にとって大事な言葉になるかも知れません。

私は、言葉を用意していなかったので、その時なりに精一杯拙い語彙力で伝えてみました。

カッコイイ言葉を用意しておけば良かったなと悔やみます。

そんなことを考えながら、ハッとなって海くんを見てみると、

少し前に歩いては、後ろに下がることを繰り返してます。

なにかと思ったら、実際に3歩進んで2歩下がるを実践しています。

「進まないよ」って言っています。

それは、君の3歩進む歩幅が異様に小股で

2歩下がる歩幅が異様に大股だからです。

ちゃんと伝わってるのか不安です。



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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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