練習する環境次第で結果は変わる 〜庭リフティング〜

2020年11月2日月曜日

リフティング 環境

t f B! P L


海くんは1年生のときにリフティング100回を記録しました。

それ以降、2年生の夏休みの間に何とか140回は出しましたが、記録更新はそれっきりです。

海くんのリフティングは再び伸び悩んでいます。

伸び悩みの理由が最近になってわかってきました。

それは、「集中力」です。

リフティングには2つの要素がある


リフティング技術には2つの要素があると思ってます。

「集中力」と「ボールコントロール」です。

私がリフティングの練習に期待するのは主にボールコントロールの向上です。



海くんのこれまでのリフティング練習の様子を見ると

50回を達成するまでは、「ボールコントロール」がボトルネックになっていたので

ボールコントロールが良くなってくれば自ずと回数も増えてきました。



ところが50回を超えた辺りからは、

「集中力」がボトルネックとなり、ボールコントロールの練習というより、集中力を高める練習になってしまいました。

例えば、100回を目指して練習したときに、80回くらいで落としてしまうと



「1から積み上げなくてはいけない。」



「ドミノが完成間近で崩れた感覚」



に見舞われ、ポッキリやる気が折れてしまいます。

集中力がなくなってしまうのです。



そうすると小学生なりに考えるもので「30回くらいまでは惰性で」やり始めます。

惰性でたまたまうまく30回できると、そこから本気出し始めます(笑)

それも一つのやり方ですが、練習の精度が悪すぎるという欠点があります。

集中力を欠いていてあまり良い練習になっていない気がします。

また、それによって、なかなか褒める機会もなくなってしまい、

良いループにのせてあげることができなくなりました。

今は集中力よりボールコントロール


海くんは、集中力やら根気やらってのがそんなに高くありません。

好きなものに対する集中力はすごいですが、基礎練習とか学校の宿題とか

やらなくちゃいけないけど、そんなに好きではないものに対する集中力は

ひどいものです。



とはいいつつも、私の子供時代も間違いなく集中力はゼロだったわけで、

特に低学年の集中力なんてそんなもの、と思ってます。



そんなわけで、海くんは、リフティングの回数を上げるモチベーションはなくなってました。

ただ、せっかくできるようになっていたリフティングの回数が目に見えて落ちてくる焦りはあって

なんとかならないかな〜と思い、打開策を考えたところ

行き着いたのが我が家の庭でのリフティング練習です。

狭い庭でのリフティング練習


100回以降、なかなか上達が見られないリフティングの回数

それどころか段々と落ちてくる記録に覗かせる焦り。

夏休みになんとか140回をマークしたものの、また学校が始まるとじわじわ記録が落ちてきます。

記録が落ちる原因の一つに、毎日練習するのが難しいという環境的な問題がありました。

それはリフティングするのに広い公園が近くになく、

一人で行かせるには心配だという懸念があったためです。

かといって、毎日親がついていけるかというと、我が家には弟のりっくんや

妹のそらちゃんがいるので現実的ではありませんでした。

こうしてリフティングの練習は実質週末だけになり、練習量は激減しました。




やがて30分粘ってリフティングしても、140回はおろか、100回も出なくなってきました。

そんなときに、私は海くんに、ある提案をしました。



「海くん、ちょっと狭いけどお庭でリフティングの練習すれば?」



庭であれば、親の目の届くところで練習できます。

本人のやる気さえあれば毎日練習もできます。

私たち親も負担が軽くなります。

本人も「やってみる!」と乗り気です。



ただし、我が家の庭は狭いうえに、花壇だの物置だの置いてあるので

リフティングのスペースとしては、半径1mの円も描けない程度です。

狭いところでリフティングすると、当然上手くいかず、回数はガクッと落ちます。

広い場所でリフティングするのに比べて、1、2割程度まで落ちます。

例えば、100回できるところが、庭だと10回程度まで落ちます。



思い返せばそれがポイントでした。

狭いエリアで練習することで、普通にリフティングするより負荷のかかった練習になります。

負荷がかかる分、目標回数が少なくて済みます。

目標とする回数が少ないので、集中力に関係なくボールコントロール向上に繋がる練習になります。

海くんもちょっとやる気を取り戻しました。

普通の場所で200回を目指すより狭い庭で20回を目指す練習に切り替えました。



庭リフティングの成果


それから2週間ほど庭リフティングを続けました。

といっても、海くんが庭リフティングにかけていた時間は1日5分から10分程度です。

庭で一人で練習していると寂しいらしく、すぐ上がってしまうようです(笑)

それでも、休日に私と一緒に久々に広い公園でリフティングしてみると・・・、



明らかにフォームが安定して、あっちこっちにボールが飛ぶことが少なくなりました。

まっすぐ無回転のボールが一定の高さに上がり続けます。

平均回数が明らかに上がっています。



結局その日は、「160回できた♪」と久々に記録を更新することが出来て海くんは大喜び。

狭い場所でリフティングの練習をすると、正確に真上に蹴ることを意識することになり、

ボールコントロールの向上につながったようです。



我が家の場合は、たまたま狭い庭で練習しましたが

例えば、2m四方にカラーコーンを置いてエリアを区切っても同種の練習はできそうです。



いずれにしても、無理なく毎日練習できる環境を作ることが上達への近道です。

海くんも嬉しそうにしていたので、我が家の庭リフティングはもう少し継続しそうです。

また、成果が上がったら報告します。




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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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