練習の意図を理解できることが上達への近道

2020年10月11日日曜日

楽しむ心 環境

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同じような環境でサッカーを練習していても

成長率は個人個人で異なります。

その違いはなんでしょうか。

「生まれ持ったセンス」

と言ってしまうと、海くん的に救いがなさすぎるので、

もう一歩突っ込んで考えてみます。

褒められる子 褒められない子


クラブチーム練習の帰りの車中の会話です。

私「ところでコーチって褒めたりするときあるの?」

海「あるよー。」

私「海くんは、なにを褒められるの?」

海「僕はあまり褒められないかなー。褒められる人とそうでない人がいるよ。」

私「え!そうなの?褒められる人は何を褒められるの?」

海「コーチから『こうやってみよう』と言われたことをうまくできたときかな。」

身体と一緒に頭を使う



コーチから褒められる子として挙がる名前は、

大体とても上手い子です。

ここから、コーチングの意図をよく理解している子が「上手い子」であることが分かります。

例えば、サッカーの練習メニューとして

よく鬼ごっこが採用されてます。

この練習では、ボールを持たずに、サッカーに必要な対人の駆け引きを学ぶことができます。

鬼側は、オフェンスを追い詰めて捕らえるディフェンスの練習で

逃げる側は、空いたスペースにボールを運ぶオフェンスの練習になるわけですが

海くんはなんの練習だか理解せずにとにかく鬼ごっこしてます。

なので、鬼になると、むやみに逃げる側の背中を追い回す普通の鬼ごっこをしています。

何の技術向上に繋がる練習なのかを理解した上で、

もう少し頭を使って練習すれば、

相手を角に追い込むには、ひたすら背中を追い回すだけでは駄目だということに気づくのでは?と思ってしまいます。

気付きのきっかけを作る


私は、クラブチームでどんな練習をしたのか聞くようにしてます。

今までは「忘れた」「覚えてない」のオンパレードでしたが

最近は、説明下手なりに一生懸命伝えてくれようとしています。

言葉だけではなく、「戦術ボードで教えてよ。」と言うと

海くんは嬉しそうに説明してくれるので、私にもなんとなく練習メニューが理解できます。

その際、「それって何のための練習なのかな?」と問いかけるようにしています。

先回りして全部教えてあげたくなりますが、

敢えて答えは自分で導かせるようにしています。

練習の理解度を深めるきっかけになればと思っています。




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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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