準決勝と決勝戦を。
本当に、
本当に、
感動しました。
海くんがサッカーやってなきゃ、私はおそらく見てませんでした。
こんな素晴らしいサッカーを親子二人で見ることができて
本当に幸せな時間でした。
本当にクリーンな試合だし、終わったあとにお互いを讃え合うシーンも見てて清々しい。
この試合を見て年末のふとした疑問に答えが出た気がしました。
その疑問は全国少年サッカーの決勝戦を見たときに出てきたものです。
その決勝戦もPK戦による決着でした。
最後に勝利チームが抱き合って喜ぶ中、その場でうずくまる相手チームのキーパーに声をかけて慰めるメンバーがいました。
それを見た瞬間に、この子はこんな歓喜の瞬間で
なぜ、そんな行動ができるのだろうかと思いました。
その子の親御さんは間違いなくその行動を誇らしく思ったろうと思います。
自分だったら間違いなく周囲に言いふらしますね(笑)あれは私の息子だと(笑)
で、なぜそこまで敗者を気遣うようなことがその少年にできたのか、その理由ですが
・親の教育の賜物
・監督が教え込んでいる
などが考えられますが、
実は高校サッカーの影響が大きいんじゃないかなー!って
この試合を見て(勝手に)思いました。
親や監督の指導も当然影響受けると思いますが、
高校サッカーで見るクリーンなスポーツマンシップは見ていてかっこいいし、感動します。
大人が「こうしなさい。」と言うよりも、
100倍素直に「こうしたい!」と思わせる力があります。
サッカー少年に、高校サッカーを見せることはとても良いことかもしれませんね。
私は、海外リーグやJリーグのようなプロのレベルの高い試合を海くんに見せて、
それで十分と考えていましたが間違えでしたね。
高校サッカーには、それでしか伝わらない感動が特別にあるんだと感じました。
負けたチームの涙、勝ったチームの気遣い、そして笑顔。
真剣勝負の結果だから、真っ直ぐに感情が伝わってきます。
我が家のサッカー少年に、どれほどこの感動が伝わったのかわかりませんが、
何か心動かされるものをちょっとでも感じ取ってくれたら嬉しいなと思います。