好きにやることと練習がかみ合い始めてきた

2021年7月21日水曜日

楽しむ心 環境

t f B! P L



海くんは、サッカーが好きです。

けど、空想サッカーを長時間したり、

サッカーに関する本をたくさん読んだり、

サッカーにまつわるクイズをりっくんと出し合ったり、

レフェリーごっこでレッドカード出したり、

入場シーンを真似て国歌を熱唱したり、

直接、サッカー上達に寄与することに没頭することはなかなかありませんでした。

ところが、最近になって1つだけ練習らしいことになりそうなものが出てきました。



それは、壁打ちです。

以前から好きは好きだったのですが、体全体でキックすることを覚えてから

なおいっそう好きになったようです。

「もう帰ろうよ〜。」

といっても、

「もう少しだけ!もうちょっとやりたい!」

まるでテレビゲームの延長をせがむように、「もう少し!」と要求します。

(こんなの、ありそうでなかったな〜。)

海くんの中で、何かが変わってきているのかも知れません。

壁打ちは古典的な練習ですが、本当に良い練習だと思います。

海くんの壁打ちは、キーパーグローブをはめてやります。

サイドボレーで壁にボールを低めに打ち込むと、強いグラウンダーのボールが返ってきます。

高めに打てば、キーパーからのパントキックのようなボールが返ります。

左に流れれば右足のアウトサイドで、右に流れれば右足のインサイドで、

正面にくれば足裏か体を使ってトラップします。

私が横でアドバイスするのは2点だけ。

1つは、止める場所を意識することです。次の動作にスムーズに移れる場所に止めること。

なんとなく前に止めるのと、止めたいポイントに止めるのでは練習の効果が変わってくる気がします。

もう1つは、止めるタイミングです。

ゆるいボールは前で受けるように言います。

ツーバウンドで抑えていたところをワンバウンド直後あるいは寸前で抑える。

単に返ってきたボールを受けるだけではなく、トラップに必要な運動要素を混ぜていきます。

このあたりは以前勉強した風間監督の書籍やDVDが活きます。

そして、海くんはトラップしたボールを、今度はそのまま壁に蹴り込みます。

その跳ね返ってきたボールを体の正面でキャッチングします。

どうしてもトラップというと低学年はとくに足で捌きたくなるようですが、

キャッチングすることで、ボールの正面に回る練習を意識します。

この動作の延長上に胸トラップがあるような感じがするので

キーパー練習もしたい海くんの趣向をうまく取り入れる意味も込めて、この動作を挟みます。

キャッチングしたボールをサイドボレーして1サイクルです。

海くんのサッカー好きと、サッカーの練習が始めてまともにかみ合い始めました。

導火線に火が付き始めたんじゃないか。そんな期待感があります。

これからの海くんの成長に期待です。


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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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