指導方針の違いをどう受け止めるか

2021年8月26日木曜日

環境

t f B! P L



指導方針の違いに戸惑うことってありませんか?

コーチ毎の方針だったり、学年毎の方針だったり、同じコーチでも方針転換したり、

我が家でもそんな話に直面しています。

今回は、方針の違いに関する話です。

スクールとクラブチーム


最近になって、海くんの通うスクールとクラブチームに明確な指導方針の違いが明らかになってきました。

今までも、ちょっと違いはあるなと感じていて、例えば、

スクールは、色々とドリブルの仕方、パスの仕方、ボールを持っていないときの動き方を「教えます」。

クラブチームでは、逆に「教えません」。

どっちが優れているということを言いたいわけではなく、両者に一長一短あります。

教えれば、次のステップの経験値がすぐに入る利点があります。

ボールを持たないときに動くべき位置を教えてあげれば、パスサッカーに必要な経験値を積むことができます。

教えなければ、自分で気付く経験を積めます。

他者が教えたことより、自分で考えて気づいたことは、より深い理解を得ることができて、きっと忘れません。

このように一長一短あるものの、色んなやり方で指導してもらえる状況を有り難いなと感じていましたが、

最近少しだけ困ったなと思うことが出てきました。

まず、そんなことを気づいたきっかけになる指導方針の違いから書いていきます。

プレイを限定しない指導

海くんの通うスクールは、ミニゲームなどでプレイを限定しません。

いくつもある選択肢の中で最適なものを選んだ時を良いプレイとしています。

ボールを持ってるときに囲まれてドリブルできないときに、パスで突破できれば良いプレイになりますし、

逆にパスコースを塞がれたときにドリブルで突破しても良いプレイになります。

プレイを限定する指導


クラブチームでは、プレイを限定します。

コーチはドリブル主体に学ぶべきと考えているようで、パスではなくまず一人で運ぶように指示します。

海くんはパスを選択しがちで、あまりドリブルはしません。

以前はもう少しドリブルで前に運ぶ意識があったのですが、

プロの試合観戦でパスを通すことに目覚めたらしく?パスが優先されます。

運べるスペースがあれば、もっと運んでもいいのになと私も思っていたところなので

海くんがステップアップするのに必要な指導を受けることができてる実感があります。

褒めてもらえない

ある日のクラブチームの練習でミニゲームをしていました。

海くんはコートの中央でパスを受けて前を向きます。

一人寄せてくるのを、プルアウェイで剥がして

二人目三人目が寄せてくる直前に安全にパスを出しました。

(お、やるじゃん!)と私は心のなかで呟きます。

結局、味方のトラップが失敗に終わったのでチャンスにはなりませんでしたが、

相手チームを何人も引きつけてのパスだったので

通っていれば決定機だと思ったからです。

ですが、コーチからは

「海くん!もっと、前に運ぶ意識を持って!」

と声がかかります。

ドリブル主体に考える方針とミスマッチしたために

褒められるプレイではなくなってしまいました。

これにはちょっとガッカリきてしまいました。

良いプレイは良いプレイと褒めてほしかったなと感じました。

環境選びでは、褒め方にも注目したい


「良いプレイだった!でも今はドリブルで前に運ぶ練習だからもう少し意識しよう!」

などと声を掛けてもらえていれば、印象は少し変わっていたと思います。

良いプレイを否定されてしまうことで、子どもの思考が混乱してしまうと思ったからです。

引きつけてのパスは、スクールで教えてもらった成果だと思いますが

指導方針の違いで、スクールで良しとされるものが、クラブチームでは否定されてしまうのは考えものです。

複数の環境を掛け持つことのデメリットでもあるのかなと思いました。

子どものサッカーの環境を選ぶときには、こうした指導方針の違いにも着目すべきなのかも知れません。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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