当時は、毎日サッカー漬けになってるような友達もおらず、周囲のサッカーレベルは低かったです。
なので週に一回しかサッカーをしていなかった私の実力でも、上手いまではいかないまでもまぁまぁ普通のレベルだったかと思います。
そんな私の小学生時代ですが、一度だけサッカーでブレイクスルーを体験しました。
それは小学6年生のときです。
球技大会があってクラスでサッカーをしているときに、
クラスメイトで運動神経抜群で頭が良くクラスの人気者にアドバイスをもらったのがきっかけです。
そのアドバイスとは、「相手より先にボールを触ること」でした。
要するにルーズボールを積極的に取れよってことなのですが
このアドバイスは、海くんは小学1年生の頃からコーチにずっと言われているものです。
海くんは未だに実践できていませんが、他のチームメイトの中には実践できている人もいます。
小学低学年に伝えるようなアドバイスで最高学年にしてブレイクスルーを体験した私。
その球技大会本番では皆から「うまいね!」とか「そんなにうまいの知らなかった!」とか言ってもらいました。
なぜサッカーをやめる前にこのブレイクスルーが来なかったのかと思うときがあります。
上手くなればサッカーも好きになるし、もう少し時期が早ければもっと続けていたかもしれません。
今になって振り返ると、「相手より先にボールに触ること」は簡単なようですが
その言葉を受けて実践するには心の成長が必要だったように思えます。
ルーズボールを自分のものにするためのアドバイスはサッカーしてる間もされていたかも知れませんが
その言葉を実践したい!と思う強い気持ちが湧いてこなかったように感じます。
ですが、サッカーしてる間、とにかくボールだけは触っていたので
高学年になって、アドバイスで殻を破ることができて
今までの蓄積が表に現れてブレイクスルーした。そんな感じに思えます。
というわけで、これから先に海くんが球際に積極的になれる可能性もあるのかなと淡い期待を抱いています。