私はサッカー、いや、スポーツ全般に関して、ド素人です。 応用できるような知識すらない。 何にもない。 だからこそ、三種の神器習得にだけ目標を絞ってこの2年間ほど海くんとサッカーをしてきました。 この2年間で学んだことは、多少は親の介入って大事なんだということです。
文化系な私なりに勉強した成果として海くんにどうフィードバックしているかを今回はお伝えしたいと思います。
止める
ボールを止めることで私が海くんに言っていることは、止める位置です。
2タッチ目には、パスもシュートもドリブルもなんでもできる自分にとっての最善のボールの置所にコントロールするイメージです。
なんとなく体の前で止めれば正解と思っていた私と海くん。
今まで正解だと思っていたトラップの9割は不正解であることに気づきます。
でも気づいた分だけ儲けものです。
単なる対面パスの練習、壁打ちなどのトラップを含む全ての練習を
正しい止めるの解釈で行うことで通常以上の効果を得ることができます。
運ぶ
海くんはDFと対面すると、背後のスペースにボールを蹴って追いつこうとします。
それだと、体とボールが離れてしまうし、間に入られたらボールを取られてしまいます。
ボールを持ってないときと同じ動きで運べるようにしたいです。
イメージは、ボールが身体についてくる感じです。
このイメージを実現するために、海くんとサッカーで遊ぶときは鬼ごっこを取り入れるようにしています。
ボールを持っていても、持ってなくても同じように逃げられることが理想です。
蹴る(おまけ)
風間監督のDVDに「止める」と「運ぶ」はあるんですが、「蹴る」は無いんですよね。
「シュート」はあります。
シュートよりも優先してやることあるよねって感じで正直流し見してしまいましたが、
隣で海くんは食いついて私よりしっかり見ていました。
後日、海くんの壁打ちしてる姿を見ると、変化が現れてました。
海くんの壁打ちはサイドボレーから始まります。
上半身の重心をやや後方に向けて、蹴り足の膝位置を高くしてまっすぐインステップに当てて蹴っていました。
その姿を見て、(あ、これDVDでやってた・・・)とすぐにわかりました。
私が意図した効果ではありませんでしたが、全体をバネのように使ってシュートしてる姿を見て
(一緒に見といて良かった・・・!)と思いました。
大人は、この時期やっぱり基礎が大事だと大技を回避しがちですが
子どもがしたいことをそのまま練習したときの成長の速さは侮れません。
さて、止める運ぶについて私と海くんが取り組んでいることを書いてきましたが
文化系の私は正しく風間イズムを海くんに伝えることができるのか?
これからの海くんに乞うご期待!(笑)
今後とも宜しくお願いします。