「万」の概念を学んだら、君へ伝えたい

2021年9月22日水曜日

楽しむ心

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海くんは、幼稚園の年中からサッカーを始めて、現在小学三年生なので4年以上サッカーを続けていることになります。


海くんは下手っぴではありますが、サッカーとともに成長してきました。


サッカーのことがとても好きになり、プロの試合観戦も頻繁にするようになりましたし、


家での会話もサッカーの話ばかり。


そして、将来の話になると決まって「プロのサッカー選手」です。


海くんに伝えたいこと


「将来はプロになる。」


そんな話をいつも「そうか〜。プロになるのは難しいけど、ずっと努力してればきっと叶うよ。」と返してきました。


センスがない上に努力が足りない、そうは思っても、「今のまんまじゃ絶対ムリだよ。」とは言えません。


あの真っ直ぐで無垢でキラキラした目を見ると、言えません。


こんな小さな子にいくら狭き門だからといって、可能性がゼロなわけではないし、


今から諦めさせる意味は何もないし、


フロンターレの中村憲剛選手だって自らフタをするなといっているし、


現実的すぎる話をする必要なんてなくて、このままスクスク育ってくれて


サッカー以外の楽しいこと、夢中になれることにたくさん触れて


それでもまだプロになりたいという気持ちがあれば、本当に努力し始めればいい


そう考えてました。



頭の片隅ではずっと、やっぱりちゃんとプロになることの厳しさを伝えなくちゃと思っていました。


それは、サッカーがスポーツの中でも取り分け世界中でトップクラスの人気スポーツだからです。


それだけ競争が激しくて、厳しい世界です。


まだ、小学生ですし、おおげさな・・・とも思いますが、


サッカー少年の中でプロになってサッカーでご飯が食べられるのはほんの一握りの人たちだという現実を


できるなら、早いうちに知っておいた方がいい。


早いうちに自立して主体的に練習をする必要性を理解すれば、夢が叶う可能性が広がるから。そう思うようになりました。




プロになれる確率


小学生以下の4種の選手登録している人がおよそ27万人いるそうです。


6学年で割ると、1学年あたり、4万5千人です。


一方、Jリーガーに内定する方は毎年100人前後いるようです。


どの学年も隔たりなく100人プロになれると仮定すると


4万5千人中の100人です。およそ500人のうち1人となります。


サッカー少年が500人集まってもその誰よりもうまくないとプロになれません。


このことを、海くんには、時期が来たら伝えたいと思っています。


培ったサッカーを楽しむ心が試される


いつも海くんの「プロになったら〜」の話にニコニコして「そうか〜。」と答えていました。


心のどこかで、プロになることの厳しさを伝えなくちゃいけないよな?と思っていました。


ただ、厳しさだけを伝えるのも違うかな?とも思っていました。


厳しさを伝えることは、諦めさせることにも繋がります。


可能性の芽を、私が摘んでしまうことにもなりかねないと思いました。


なので、まずはサッカーの魅力を十分に伝えるところから始めました。


「プロになりたい」発言は、正直、サッカーに対してまるで何も知らない時の発言で


周りからの影響が大きいものでした。


ですが、今は、海くんはJリーグをかかさず見ますし、サッカーの知識は親を凌駕しています。


これだけ好きになれば、厳しい現実を目の当たりにしても、変わらずサッカーを好きでいてくれるんじゃないかと思います。


どれだけ海くんがサッカーを好きでいるかが試されます。


あとは、私の説明を理解してくれる頭が育つのを待って、伝えたいと思います。


目安は、説明の中に「万の単位」がでてくるので、これの概念を覚えたら、です。


今は小学校3年生で億の数までは出てきているようなので、万の大きさが感覚としてわかってくるのも間もなくです。


サッカーは人生に大切なことを伝える機会がいくつもあります。


私もサッカーを通じて子育てできるので、サッカーには本当にお世話になってます。


できれば、もう少し、ちょっとでも長くお世話になっていたいですね。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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