トップスピードの世界のボールタッチ

2021年9月6日月曜日

足元の技術

t f B! P L



海くんとの親子練習で取り組んでいる練習があります。

6〜7mの間隔で置いたコーンを左右に抜いていくだけのコーンドリブルですが、

ポイントはこれを全速力でやることです。

きっかけは勝利至上主義のクラブチームの体験です。

この体験で同様の練習をしていました。

しんどそうに息を切らして走る海くんを見て、

(ああ、サッカーって走るスポーツだったな。)

と改めて思いました。





今までの記事で、海くんの球際の弱さや積極性の無さを嘆き続けてきましたが

ミニゲームや試合で海くんが全速力で走るところをほぼ見たことがありません。

これについては特効薬はないと思ってます。

「ある日突然自分で気がつくもの」だと思ってます。

だから、その「ある日」がきたときに備えて準備すべく全速力でもドリブルできる技術を身につける練習をしておいたほうが良い。

そんなことを思い、勝利至上主義クラブチームの練習を参考にさせてもらって始めました。

今までやってきた「楽しい」練習とは違って息が切れてしんどい練習です。

タイムも測って、速度を落とさないように練習してるので尚更しんどいです。

海くんも「疲れた、疲れた」と何度も言ってました。

「父ちゃんも走ってみて。」というのでしぶしぶ走りましたが

海くんが9秒台でドリブルするところを、大人げない私は、7秒台でドリブルしてやりました。

「なんでそんなに速く走れるの?」

と海くんが聞くので

「・・・うーん、じゃあさ、ボールを持たないでおんなじように走り抜けてみ?」

と言って走らせると

「ほら!6秒台!」

「えっ?!」

「ボールと一緒に走ると遅くなってるんだよ。練習すればすぐ父ちゃんより速くなるよ。」

「そうなのか!よぉし!」

純粋でかわいい海くんはやる気を取り戻します。

子どもと大人とではそもそも走る速さが違って当たり前ですが

そこには敢えて触れません。

ボール無しで走るスピードと同じ速さでドリブルできれば父親を超えることができる。

明確な目標ができて海くんは嬉しそうです。

さて、そんなこんなで始めた練習ですが、やってみて思ったことがあります。

(あれ、これってただのドリブルの練習じゃないな。)

ドリブルの練習というと、普通は足からボールを離さないようにするわけですが

とにかく全速力で、と注文をつけるので、ボールがどうしても足から離れてしまいます。

それでもどうにかコーンをジグザグいく海くんを見て

(ルーズボールを全速力で寄せて触ってコントロールする練習になるんじゃないか?)

と思いました。

なかなかゲーム中に全力で走ることができない海くんですが

この練習がきっかけになって「ある日」がくるといいなと思っています。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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