「二人ともゴールしたんだよ!!」
と報告してくれました。
ゴールしたのは、練習の締めに行われる紅白戦で、ということだそうです。
りっくんは年中と年長の混合チーム同士の試合で2ゴール入れたとのことです。
海くんは三年生、四年生の混合チーム同士の試合で1点入れたとのことです。
母ちゃんは「りっくんはだんだんとサッカーの動きになってきたねー!」とりっくんを褒めていました。
海くんは、「ぼくはー?ぼくはー?」と、お褒めの言葉を要求します。
母ちゃんは一拍おいてから、
「あんたは転びすぎ!」
と一刀両断されてました。
海くんが試合中転んでばかりいるのは、ずっと以前からの課題です。
海くんは絶賛1vs1や1vs2にハマっており、私とりっくんと特訓してます。 一方、新しい環境のクラブチームによる練習も回数を重ねて、新しい課題も見つかってます。 新しい課題が見つかると、一刻も早く解消したい気持ちになります。 焦る気持ちを抑えつつ、一つずつ課題解消に取り組もうと自分に…
我が子が転んだスキにドリブルで抜かれるのを一試合中に何度も何度も見ることになるので
もう少しボールに食らいつくことができるようにしてあげたいと思ってしまいます。
海くんに、「転んじゃう理由は自分でわかってるの?」と聞いてみました。
海くんは、暫く考えて「・・・わざと転んじゃってるかも。」と答えました。
「わざと?なんで??」と聞くと
「・・・相手とぶつかるのが怖い。」とボソッと答えました。
その答えを聞いて思い返すと、海くんは私やコーチを相手にボールを取りに来るときは、気になるほど転ぶことはありません。
同い年を相手にするときのほうが、強引に身体をぶつけてドリブルされたり、勢い余って足をキックされてしまったりするので、
その衝突が怖いのだろうと思いました。
大人やチームメイトは「ボールを取りに行け」と言うし、だからといって、ぶつかられるのは怖い。
板挟みになった海くんが無理くり作った処世術が「転ぶこと」だったのだと思うと、ちょっと可哀想だったなと感じます。
ますますなんとかしてあげたいと思いますし、身体をぶつけずにボールを取る方法でもあればいいのですが、
あいにく素人の私には現段階でそのような技術は知らないし、伝えることもできません。
また、海くんと一緒にサッカーを勉強して乗り越えたいと思います。