今までの試合とは一つ大きく異なる点があります。
それは、
8人制コート!
とても広い!
初めてではありませんが、とても久しぶりだったので、改めてその広さを実感します。
広いと、お団子サッカーしてしまうと広大なスペースができます。
パスサッカーができているチームとできていないチームとの違いも顕著になります。
パスサッカーができているチームは、素早くスペースへパスを出せるのでやりたい放題です。
各チーム、お団子サッカーを脱却すべくコートのサイドまで広がるように指示を受けてる様子です。
広がると1vs1の場面がよく出てきます。
海くんとて例外ではありません。
海くん!相手チームが正面からドリブルしてくる!頼む!海くん止めてくれ!!
ん?
あれ?
どこいくの?
・・・おーい。
なんと海くん、敵前逃亡です。
お団子の周りをなんとなく彷徨いてただけで済んでいた?時と違い、
それぞれの役割分担が色濃く出る8人制コートでの試合。
突然の1vs1の構図に戸惑っているのか、ボールがある方から逃げる逃げる。
応援の保護者から一斉に出るため息(笑)
私との親子練習では、腕の使い方がこなれてきて、そろそろチームの練習や試合で成果が出るかなぁと楽しみにしていた矢先の出来事。
正直、だいぶショックを受けました。
今まで、海くんの親子練習でのパフォーマンスが出ないのはコートが狭いからだと思っていたのです。
コートが狭いと、どうしても窮屈なサッカーになってしまい、ガツガツ行けない海くんに不利なんだろうと。
ただ、広いコートでやれば、1vs1の構図が出来やすくなることから、親子練習で培った成果を発揮しやすくなると思ってました。
一気にフルパフォーマンスになる海くんは、8人制の広いコートで水を得た魚のように活躍する!そんな期待を描いていました。
でも、妄想に過ぎませんでした。
現実は、相変わらず。
ピッチ上で誰よりも下手っぴ。
私の妄想がガラガラと音を立てて崩れていくとともに、この状態はどうやっても脱却できないんじゃないかとの絶望感に見舞われます。
試合後、やや海くんも落胆気味です。
海くんなりに、やはり何もできなかった実感はあるようです。
またゼロから海くんと課題解決に向けて歩き出さなくてはいけません。
まだ三年生。
来年からまた少しずつでも前に進めることができれば良いなと考えています。