今年度も海くんは色々なところで成長を見せてくれました。
サッカーではなかなか芽が出ないというか、悪戦苦闘していますが、本人がずっと続けている自主練習の効果は少なくともわたしとの1vs1では出てきています。
そして、海くんは三年生の運動会の徒競走で一位を取りました。
幼稚園時代からかけっこといえば、ほぼびりっけつでした。
毎回ビリなので、そのときも期待はしていなかったので、ちょっとだけビックリしました。
でも、不思議なことではありませんでした。
種も仕掛けもあるからです。
1,2年生の頃は、徒競走は背の順で走る順番が決まっていました。
海くんの背の高さは標準なので、体の大きさがほぼ標準同士で競い合うことになり、背の高さの割に遅い海くんは、びりっけつになっていました。
今回は、事前にタイムを測っての、足の速い順です。
なので、足の速さは似たりよったりのメンバーで競い合うことになり、
たまたま海くんは、自分より足の遅いグループになったので一位になっただけです。
事前のタイムがもう少し良くて、一つ足の速いグループに入れられてたら、安定のびりっけつだったでしょう。
とはいえ、海くんと走った友達は、いずれもサッカーや野球などのスポーツに打ち込んでる子ばかりだったので、そのときは海くんのことを素直に褒めました。
ちょっぴりですが、走る練習をした成果も出たもあるのかもしれません。
わたしとの1vs1以外でも練習した成果が出始めることは本当に嬉しいし、良かったねと思います。
海くんも、一位をとれて嬉しそうにしていました。
フォームを見るとまだまだバラバラで、改善の余地はたくさんありそうなので、
逆に言えば、伸び代だらけです。
本人のやる気さえ出てきてくれれば、もう少しスプリントの練習も付き合ってあげてもいいのかなと思うのですが
海くんには「足が速くなりたい!」気持ちはあまりなさそうなので、もう少し様子見かなと思います。