軽やかさがなく、ノタ〜っとした動きで、消極的。
ボールが来ても、とっさに反応できず、膝をまっすぐにしてちょこんとボールを触ることしかできない。
そんな状況を、まるで地面に足が貼り付いてるように見えることから
「足に木の根っこが生えてる」と表現しました。
かつて、海くんは根っこが生えていて、本当にノタノタした印象でした。
でも、あることを心がけたおかげで、木の根っこを払うことができました。
それは、「ステップ」です。
いつボールが自分のところに飛んできても良いように、ステップを踏んでおくこと。
ちょっとした移動は、ジョギングでノタノタいくのではなく、サイドステップやバックステップを使ってすること。
そんな小さな心がけだけで試合中の動きはガラリと変わりました。
ボールが飛んできたときに、パッと足が動くようになりましたし、
棒立ちになるケースも激減しました。
そして、ステップを踏むことで予想していなかった意外な効果も出ました。
それは、外野からみたときに「やる気」に見えることです。
これって結構地味に大切で、コーチからも可愛がられるし、親も見ていてどこか安心感のようなものを得ることができます。
ステップ踏んで移動するのも、ジョギングで移動するのも、結果には変わりないような気がしますが
それだけで「やる気がある」と思ってもらえるのは、変な言い方ですが「お得」かなと。
実際も、「やる気」を感じさせるだけあって、ステップ踏むと臨戦態勢にはなると思います。
というより、ステップ踏まないと、棒立ちの時間が増えて足が固まっちゃうんですよね。
なので、極力ステップ踏んで木の根っこを払っておいて
いつでも準備しておくことが大事と言えそうです。
そして、そんな準備をする姿勢を見て「やる気」を感じさせてくれるのだと思います。
おまじないに近い話なのかもしれませんが、オススメです。