勝負の四年生後半に向けて

2022年6月11日土曜日

サッカー脳

t f B! P L
先日、同チーム内での三年生との紅白戦がありました。

内容も結果も三年生を圧倒する四年生ですが、決して余裕があるわけではありません。

ほとんど三年生陣地で試合は展開されることになりますが

ボールをコントロールできているわけではないです。

おしくら饅頭状態で、フィジカルの違いに物を言わせて、押し切ってるに過ぎません。

(下手すれば、そのうち三年生にも負けてしまうようになるかも??)

試合してる本人たちは三年生を圧倒してとても嬉しそうにしてます。

さて、海くんはというと、フィジカルにそんなに恵まれているわけではないので(背はthe平均ですが、細くて軽い)、

重戦車のように突き進むようなボールの持ち方はしない(できない)ので

相手に矢印出させて反対を抜く「努力」をしてます。

「努力」といったのは、やりたいのはわかるけど、出来ないんですね。

以前から良くなったり悪くなったりなんですけど、要は仕掛ける距離感なんですね。

「カラーコーンは相手じゃないよ。」

と普段から言ってはいますが、どうしても、カラーコーンを避ける距離感で相手に仕掛けてしまうんですね。それでは近すぎるのです。

結果、相手を逆に振れてるにも関わらず、引っ掛けられて取られてしまいます。

本人に問題意識が芽生えないと、これ以上はなかなか改善しないなと感じています。

では、問題意識が芽生えるのはいつなのか・・・。

わたしは、四年生後半から五年生にかけてと見てます。

分析して課題抽出して解決策を考えて・・・と、思考する能力が発現するのがそのくらいの時期かなと考えているからです。

海くんは、おっとりした性格です。

「優しい子」と言えば聞こえは良いですが、ボーッとしていて、考えてプレーするのが苦手です。

ところが、最近になってそんなおっとり海くんにちょっとした変化が訪れました。

それは、 練習内容を振り返ることができるようになったことです。

今までは、今日の練習どうだった??

と聞いても「楽しかった〜」くらいしか返ってこず、もう少し教えてよ〜といっても

「忘れた〜」しかなかったのが

「今日は、1vs1と2vs2とコーンドリブルとパス練習とミニゲームしたよ。」と返ってきます。

さらに1vs1での勝敗がどうだったとか、印象的なシーンもいくつか覚えています。

どうやって上手くいったのか、失敗したのかのいくつかのシーンを振り返ることができています。

自分自身のプレーを客観視できるようになるのもあと少しかなと感じます。

今はただクローズドスキルを磨いておいて、いつか来る分析能力が身に付いたその時には、オープンスキルに結びついてくるんじゃないかなと期待しています。

他の器用なサッカー少年を見ると焦りを感じることもしばしばですが、

海くんなりの速度で成長しています。

ゆっくりと見守って行ければなと思います。

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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

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