運ぶドリブルは鬼ごっことキープの繰り返し?

2022年10月2日日曜日

環境 足元の技術

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海くんのチームは、練習試合ばかりで、ほとんど練習しません。

練習は個人の練習に委ねられています。

海くんは小学校3年生の途中で入団しましたが、入団理由は「試合の実戦経験を積みたい。」だったので本人としては願ったり叶ったりですが、

人によっては、「この練習量の少なさはどうなんだろう?」と考える人も多いのでは?と感じます。

そして、「練習は個人で。」ということは、メニューの組み方も各家庭で判断して決めるということになります。

我が家も例外ではなく、海くんがやりたい練習やわたしが選んだ練習を中心にメニューを決めます。

個人練習に避ける時間がそんなにあるわけではないですが、それでも、試合量に見合うくらい練習はこなしておきたいのが本音です。

さて、そんなメニュー決めですが、海くんたちの試合を見ていて、本当に重要だなと思うことがあります。

一つは守備です。

そして、もう一つは「ボールを取られないこと」です。

サッカーの数あるスキルの中で、「ボールを取られないこと」を選んだのには理由があります。

それは、重要なわりに軽視されがちという印象を抱いたことにあります。

海くんたちの試合を見ていると、ドリブル突破をコーチングする声をよく聞きます。

それは、こっちのチームはもちろん、相手のチームでもです。

遠慮しがちな子どもに対して、失敗を恐れずにチャレンジしてみよう!という意図なんだろうと思っています。

もちろん、いくらでも失敗しても良いこの時期に子どもたちにドンドンとチャレンジさせることは、とても大事なことなのですが、

その反面、「失敗しない方法」を模索する機会が減ってしまっているのではないかと感じます。

失敗しないこと。つまり、ボールを奪われないことです。

「奪われてもいいから、突破に挑戦してみろ!」とコーチングされることにより、「奪われないようにキープする」ことが悪手として見られてる気がするのです。

もちろん、チームによっては、キープすることを良しとするチームも山ほどあるでしょうが、なにせ、「突破をチャレンジする」という響きが良すぎるので、やっぱり奪われないように安全策にいくことが蔑ろにされがちかなと。

というわけで、我が家では、「ボールを取られないこと」をテーマに練習メニューを組むことが多いです。

具体的に何をするかといえば、鬼ごっこが多いです。

最高じゃないですか?鬼ごっこ。

相手にタッチされないようにドリブルできれば奪われることもないので、

ボールなしで鬼ごっこしてるのと同じような感覚でボールありで鬼ごっこできることが目標です。

そのためには身体の移動にボールがついてくる感覚が必要になってきます。

また、鬼ごっこしていても、捕まってしまいそうなときは、いよいよボールを隠してキープする必要があります。

その二段構えで練習しておけば、ボールを奪われないドリブルができるようになるかなと思っています。

周りの子があまり重視していない練習に注力することは不安にもなりますし、海くんに対して責任重大だよなと思います・・・。

成果が出始めたら、また、ブログで報告できればと思っています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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