ボールを持ったときはとにかく脱力

2022年10月15日土曜日

サッカー脳

t f B! P L
海くんには、ボールを持ったときは、とにかくリラックスしようと伝えています。

試合でボールを持ったときに、いつもの動きができなくなるのは、やはり余計な力が入っているからと感じています。

視線が下がり、足だけで蹴ろうとするので、何でもないところでタッチミスしてボールを失います。

とにかく脱力!と本人もテーマに挙げて臨んだ先日の試合のこと、

自陣で仲間からのパスを受けて、ボールを持った海くんが相手陣内にポッカリあいたスペースに走っていきます。

プレスがそんなにきつくなかったので、顔が上げて、周りを見ながらユラユラと走る海くん。

真っ直ぐライン際を上がるのではなく、スペースを選びながら曲線的にドリブルします。

まわりの相手選手は自陣に戻りながらも(誰が奪いに行くの?)と迷ってそうな感じでした。

相手にとって迷いが生じやすいルートを選んでたと思います。

そのうちに後ろから猛追してきた相手が奪いに行きますが、そのときの海くんは視野も広く取れていて、落ち着いてワンタッチで切り返してかわします。

そこまでトロトロ走っていた海くんは相手陣地中央でボールを持ったまま、走るのをやめてとうとう歩き始めました。

一度かわした相手が再びボールを奪いに来ます。

一瞬それより早く海くんがスルーパスを出します。

おおー!!か、完璧だー!!

と思ったのもつかの間、

脱力しすぎてパスが弱い!!(笑)

あっさりカットされて海くん劇場は一瞬で終わりました。

試合後に、海くんから「リラックスしすぎたかな??」と聞かれたので

「いや、いいよ。自分でもリラックスしてる感覚はあった??」と聞くと

「うん。もう休んでるような気持ちになったよ。」と返ってきたので

「そう(笑)でも、視野もしっかり取れてたし、最後のパス以外は良いタッチしてたよ。その感覚忘れないで。」と伝えておきました。

海くんのチームは、常に速攻!なので、試合を通してみると、そのプレーだけ異質に見えました。

コーチたちにそのプレーがどう映ったかわかりません。

もしかすると、怠慢なプレーでチャンスを潰したと思われてしまったかも知れません。

(せめて、最後のパスが通ってれば、悪い印象抱かせなかったのにな〜)なんて思ってしまいます。

ただ、他のチームでは見ない光景ではないですし、なにより顔を上げながらプレーしないと個人として上達するのが難しくなるし、このままで良いと伝えたことは間違えてないと感じています。

顔を上げて、複数の選択肢を持ってプレーすることを大事にして、選択肢を選択する経験値を積んでサッカーというゲーム性を理解してほしいです。
↓ ブログランキングに参加しています。ポチッとしてもらえると元気でます。

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ


PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ アーカイブ

テーマ別

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

人気の投稿

自己紹介

自分の写真
文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

得点機会が増えてきた。

QooQ