サッカーの調子は山あり 谷あり

2022年12月23日金曜日

サッカー脳

t f B! P L
先日の試合では、海くんはサイドバックとして出場しました。

センターバックが多かったので、サイドバックは久々な感じがしました。

さて、前回でボールキープの感覚を身に着けたつもりになっていた海くんですが、

今回は、キープすれば途端にたちまち取られてしまう感じだったらしく、

「うまくいかなかった。」

とガックリと肩を落としています。

前回の相手より今回の相手の方が強かっただけなのか、それとも海くんが調子を落したのかよくわかりませんが、

動画を見る限り、相手選手は寄せが速くて身体をうまく入れてくるし、ちょっと左右に振っても俊敏についてくるし、相手が上手かったかなぁという感じでした。

今回、前回の試合の様子と比較できた分、海くんの細かなミスにも気づくことができました。

身体の向き、タッチの強さ、パスを受け方など、前回の相手のときには問題にならなかった細かなミスの積み重ねが出てしまったかなと振り返っています。

海くんは、しょんぼりしていますが、「また上手くなるための手がかりが見つかったんだよ」と声をかけました。

そういうことじゃないんだよと言わんばかりの表情で「ふぅん。」と言ってました(笑)

この試合の後半で、激しくプレスを受けてる海くんが、縦のロングパスを前線に送ってチャンスを作ったときがありました。

低学年のときには、キック力がなかったので選びようのない選択肢でした。

けど、今の海くんにはコレがあります。

「このロングキックはクリアしたの?それともパスだったの?」と聞くと

「前の方にスペースがあったから蹴り込んでみた。」とのお返事。

「『剥がしてパス』、『細かく繋ぐ』もカッコいいけど、よくこのスペース見れたね。」と聞くと

「うーん、でも、縦ポンサッカーはあまりしないようにってコーチに言われてたからなぁ。」とボソリ。

「コーチが縦ポンサッカーするなというのは、相手に奪われるリスクがあるから細かく繋いで大事にいけってことでしょ?」と聞くと

「まぁ、そういうことだよね。」と海くん。

「あれだけ極端に前がかりになって、激しくプレスかけられたら細かいパスでなかなか逃げ切れるもんじゃないよ。父ちゃんはあれも正解だと思うよ。」と話すと

「そうかー。確かにコーチからは、ダメとも何も言われなかったな。」と、なんとなく納得した海くん。

「縦に大きく出されることを警戒したら、裏のスペース気にしだすから、そうすれば、あそこまで極端に前がかりになれなくなるはずだよ。そしたら、また繋いで運ぶサッカーをすればいいよ。」と伝えました。

相手の守備を見て、攻撃の方法を変える。

他のチームでは当たり前のレベルかも知れませんが、海くんが考えて実行できたことに価値があるなぁと感じました。

縦パスを出したとき、動画に入っていた保護者からの「おお!」という音声。何かとても嬉しく感じた出来事でした。

ゲームに勝つために考えて実行するを続けてくれればいいなぁと感じています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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