大体が、4年生のエースくんとキャプテンを含む2〜3人が選ばれ、5年生に帯同します。
なので5年生と同じ日に試合があると、エースくんとキャプテン抜きということになります。
二人が抜けたときに問題になるのが中盤です。
とくにトップ下です。
この二人ほど積極性と足元の技術を兼ね備えている子はチームにはいません。
今、その穴を埋めている子は、誰よりもボール奪取率が高く、中盤でボールを狩りまくってくれるので助かりますが、足元の技術はエースくんとキャプテンに比べるとどうしても見劣りするので、中盤でボールを回せないという欠点があります。
さて、決して小さくはない影響を及ぼす5年生への帯同ですが、最近頻度が高いのです。
4年生と5年生とも試合中心のスケジュールなので、土日大体かぶります。
帯同があるたびに、エースとキャプテン抜きによる試合経験が積まれます。
なんだかんだいって、エースとキャプテン不在でもどうにかなる試合も増えてきました。
一方、エースとキャプテンも普段よりレベルの高い環境でプレーしているので上手くなってるんだろうなぁと思います。
中村俊輔選手も、児童向け偉人伝記シリーズの書籍の中で、自分よりちょっと上手い子とサッカーして上手くなったと書いてありました。
それを考えると、ひとつ上の学年に帯同している環境を羨ましくも思いますが、
一方で、エースくんとキャプテン抜きという過酷な状況にフィットしてきてる4年生チームが成長してる現状もある中、
レベルの高い5年生チームでの試合に出ることによる成長と
はたしてどちらの環境がより選手として高めてくれるのかはわからないなぁと思いました。
恐らく、それがわかるのは、ここのところめっきりなくなってきているエースくんとキャプテンを含んだときの4年生の試合と思われます。
エースくんとキャプテン以外の4年生もメキメキと実力をつけてきているので楽しみです。
最終的にはお互いに切磋琢磨してチームの総合力が向上してくれるといいなぁと思います。