サッカーを楽しめているか。

2023年3月12日日曜日

楽しむ心 環境

t f B! P L
コーチから「海くんはサッカーが本当に好きですね。」と言われることがあります。

普段の練習を見てるコーチからするとそんな印象になるかも知れません。

それだけ、練習中は声を出すし、笑顔があるし、一生懸命です。

Jリーグも、欧州リーグも詳しくて、サッカーのルールもよく理解しています。

サッカーの試合や練習は、海くんの中でとにかく優先度が高くって、

いろんな予定を犠牲にしてもサッカー優先です。

そんな海くんを見たら、先ほどのコーチの発言はもっともです。

ただ、もっと普段の海くんの生活を知るわたしからするとその印象は変わります。

確かに自主練習も良くしてるし、家でサッカーの話題を出すことも以前よりも少し増えました。

私生活でも、サッカーが浸透してきていることは確かです。

ですが、サッカーを上手くなりたいと本当に心から思っているかと言えば、そんなことはないように思えます。

常にスタメンで試合に出してもらえてることや、チームメイトからほんの一部の技術的なところで一目置かれていることなどの現状に満足していて

今のままの楽しい時間が過ごせれば・・・と考えてるんじゃないかなと感じています。

なぜわたしがそんな消極的な印象を抱いているかというと、理由はいくつかあるのですが、

一番大きいのは、自分でこだわりの練習がなかなか出てこないところです。

何気なく一人でボールを触ってるときの行動。

自主練習に自分なりの工夫やアレンジが出てこないこと。

このあたりで、「上手くなりたい!」って思いがあるかどうか、感じ取れてしまいます。

以前、クロスオーバーの練習を突然し始めたときがあって、そのときは「いよいよ自発的な行動が出てきたか!」と期待したのですが、そう長くは持ちませんでした。

海くん自身が成長のために選んだ内容なら、もう本当になんでも良いと思ってるんです。

クロスオーバーでも、オーバーヘッドでも、エラシコでも、ルーレットでも、

良くサッカーを知った大人が「そんな練習を繰り返しても意味ない」と思うような練習でも構わないから

現状から一歩前に踏み出すことを自分自身でしてほしい。

そこまでサッカーを楽しめるようになるために大人ができる努力は何があるのか。

なんとも悩ましいところです。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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