ポゼッションサッカーへの憧れ

2023年3月15日水曜日

サッカー脳 環境

t f B! P L
カタールワールドカップで日本代表はドイツとスペインに勝利しました。

試合後に、偉業を成した選手たちから

「自分たちがしたいサッカーではなかった。」 

という言葉が伝えられました。

自分たちがしたいサッカーとは何か。

徹底した守備からのカウンターで戦い抜いたことを振り返り、もっと自分たちでボールを持ちたかったという内容なのかなとわたしは理解しています。

一方で、スペイン戦でのスペインの印象として、「カウンターがなかったので、そこはあまり怖さを感じなかった。」ということがあります。

ポゼッションサッカーへの拘りで一瞬のスキをつかれて負けてしまったスペインに対し、日本の選手はもっとボールを保持して本来の自分たちのサッカーをしたかったと言う。

強いサッカーとはなんだろうと思わされるものがあり、ポゼッションサッカーを目指すことが本当に日本の将来にとって正解なのか分からなくなりました。

さて、話はかわりますが、近所にサッカーがすごく上手い海くんの同級生がいます。

一年生のころには、わたしと海くんとその子で3人でボールを蹴っていたこともあります。

ボールを扱うスキルが非常に高くて、当時、ど素人でも「只者じゃない!」と一見してわかる少年でした。

その子は海くんと違うチームに所属して、先日、海くんのチームと練習試合がありました。

その子もスタメンで出場しています。

小学四年生のいま、どう成長してるかなと楽しみに見ていました。その結果、

確かに上手い!成長してる!チームメイトからの信頼も厚そうだし、ゲームメイクしようとする努力もあり、サッカーIQも一年生の頃とは比べ物になりません。

ただ、少し気になるのが、バックパスがめちゃくちゃ多かったことです。

チームの方針なのでしょうが、もう少し積極的にいってもいいのに、と感じるプレーも多かったです。

今の代表選手と同じかそれより上の歳の人は、ポゼッションサッカーに感じる憧れは高く、日本の目指すサッカーもとにかくボールを奪い、すぐにパスしてポゼッションを高めるものを指すのかなぁと感じますが、

今の小学生が大人になった頃、自分たちのサッカーというものに対して同じ景色を見るかと問われると正直分からないなと感じます。

それだけ、ワールドカップの結果には感じるものが素人ながらにありました。

今ではなく、将来の日本のサッカーを見据えることも、サッカー少年の育成に大事な要素だなと感じた出来事でした。

海くんとも、普段から日本の目指すサッカーについて、考える機会を持ちたいなと考えています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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