以前、5年生と6年生で分かれて、
A組:3vs3(6年生vs5年生)
B組:3vs3(6年生vs5年生)
を交互になんどかやってから、
A組+B組:6vs6(6年生vs5年生)
をなんどかやってました。
3vs3やってるときは5年生が勝ちまくってました。
A組もB組も、どっちも5年生優勢です。
5年生のほうが頭がいいなと感じました。
ボールを持っていない子がうまくポジションチェンジしてフリーでパスを受けて、
もう一人は三人目の動きをするので、スムーズに決定機を作ります。
6年生は、ボールウォッチャーになってしまったり、簡単にマークに着かれるので、カットされたり、出しどころがなくて奪われたりしてます。
5年生は、ポジション関係なくグルグルとポジションチェンジして、縦にも横にも斜めにも動きますが、
6年生は、自分たちのレーンが決まっているかのように縦の動きばかりが目立ちます。
どっちが上手いかは明確です。
ところが、6vs6になると形勢が逆転します。
面白いくらいに6年生が圧倒し始めます。
ピッチの広さは同じなのに人数が倍になったので、スペースと時間がなくなりました。
スペースと時間がなくなったことで、5年生の頭の良さが活かせなくなってきました。
むしろ、球際の強さやフィジカルの強さに優位性のある6年生の動きが活性化されます。
5年生がフリーでパスを受けても、人口密度が高いので、すぐに寄せられます。
6年生は身体が強いので取りきってきます。
頭の良い5年生がすかさずカバーに入ってボールを弾きますが、速さと強さを持つ6年生にセカンドボールを奪われ、確実にゴールまで運ばれるという展開です。
頭の良さを活かすには、スペースも時間もないところでも止める蹴るを可能とする足元の技術だと再認識しました。
人数やピッチの広さでここまでサッカーは変わるんだなと感じた貴重な観戦でした。