もちろん言うのは勝手なんですけど、余計なお世話だなとは感じます。
育成において、自分の子どもや教え子に回り道させたくない、間違えたくないという心情をついた記事内容という印象があって、あまり好きにはなれません。
成長するために必要なのは、知識を吸収する素直さと、その中から自分にあったものを取捨選択する能力だ思います。三笘選手の著書「夢を叶える逆算思考」の受け売りですが、本当に、そのとおりだと感じます。
勧められたものをとにかく試してみて、自分にあうかどうか判断することを繰り返す。
こうして自分の成長に必要なものをアップデートして取り込んでいく作業が必要なんだろうと感じます。
「これをやっても意味がない。」とか「あれをすると下手になる。」とか、自身がやってみた上での個人の感想として書く分にはなんら問題ありませんが、
自分のしていることだけを正当化するためにその他を全て否定して書いている内容は読んで気持ちの良いものではないです。
あれダメこれダメの無菌室状態で育てられた子どもと、
なんでも自分の身体に効くもの効かないものを繰り返し試して自身の成長に必要なものをセルフマネジメントできるようになった子どもと、
どちらが今後より成長していくのかは、誰が見ても明らかなのになと感じます。
「無駄なことって結局無駄じゃない。」ってイチローさんの言葉がありますが、あれダメこれダメのスタンスは、子どもに取捨選択の機会を奪うことに繋がります。
なんでも素直に試して、自分にあうものを模索する能力を身につけてほしいなと思います。