最後のメニューは大体ミニゲームになりますが、ミニゲーム中の海くんが躍動していました。
練習後に、わたしを見ると、「今日、どうだった?!」と聞いてきました。
こういうことをワザワザ聞いてくるのは、自分でも調子が良かったと手応えを感じている証拠です。
「良かったよ!かなり動けてたんじゃないか?!」と返すと、
「今日は、調子良かったなぁ。楽しかった!」と満足そうに言います。
「なにか調子が良い理由があったの?」と聞くと、
「なんでだろ??うーん、敢えて言えば、今日のチーム編成かなぁ。」と答えてくれました。
「チーム?上手い子とか気の合う子が仲間だったの?」と聞くと、
「いや、ぼくが一番上手かったのが良かったかも。」とのお答え。
海くんいわく、他に上手い子がいると頼ってしまったり、消極的になってしまったりと本来の自分を出せずにいるところ、その日のメンバーでは、自分が上手いほうだという自負があったため(実際、そうかどうか置いておいて(笑))、自分が引っ張ってく気持ちでいるうちに、フルパワーでプレーできた。というわけです。
なるほどなーと思いました。
おそらく、海くんに限らず、そういった環境下で実力を出し切りやすくなる選手は多いのではないでしょうか。
なにより自信を持ってプレーすることの大切さを改めて痛感しました。
細かなプレーのダメ出しをするよりも、良かったプレーを思い切り褒めてあげたほうが伸びるんだろうなとも感じました。
以前からわかっているつもりではありましたが、久々に自信を持ってプレーする海くんを見て、再確認できたことは、わたしにとって大きなことでした。
今後もより一層自信を持てる声がけをしてあげたいなと感じています。