試合の振り返り方で成長曲線が変わる

2024年3月10日日曜日

サッカー脳 環境

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最終学年を間近にして、海くんたちのチームも、高度なプレーをちょいちょい見るようになりました。

相手も味方もみんなみんな頑張ってるし、一生懸命走っています。

だからこそ、なぜ上手くいったのか、いかなかったのかの原因を解析することが難しいです。

低学年の頃は、走ってない子がいるだとか、積極性に欠ける子がいるだとか、相手にずば抜けた子がいるだとか、分かりやすい原因があったものですが、

高学年になれば、それなりにみんな一生懸命やるようになるので、自然と難しく感じるようになります。

あとボール周りだけを見ていると、大事な原因を見落とすことがあるなと感じます。
一人の選手がボールを持つ時間は、一試合の中に数分程度だし、試合を評価するにはオフ・ザ・ボールの動きが本当に大切です。

チームの中でも、順調に上手くなっている子は、オフ・ザ・ボールの動きをある程度理解している子が多いなと思います。

4年生の頃に、全く走らない、汗をかこうとしないと評価されていた子も、オフ・ザ・ボールを理解すると、とても走るようになりました。

その子の場合は、走りたくなくて走らなかったわけではなく、走ろうと思っても、どこに走れば良いか分からなかっただけだったのです。

どうすれば、ボールを持ってなくても、チームのための動きができるのか。

これを身につかせるには、優秀な指導者のもとでサッカーするか、保護者が分析して伝えるかかなと思います。

プロのサッカーを見せて自主学習することももちろん良いですが、自分で全部出来る子は限られるかなと感じます。

いずれにしても、これを身に着け始めているのとそうでないのには、成長曲線が違ってきます。

分かってなくても、適切に指導してより良い動きに導ける指導者は限られるでしょうし、

そもそも、自分のプレーに問題があると認識できなければ、改善もできません。

海くんの場合、わたしはサッカー素人なのでうまく教えることができないので、

プロのサッカーを一緒に見ながら、「あーでもない、こーでもない」と話しながら、認識を深めつつ、

自分の試合や練習で「常にドリブルあるいはパスできるスペースや味方を探しつつ、ボールを受ける準備をする。」ことを心がけるようにしてきました。

それだけでも考えることが習慣になったし、違いはあったかなと思います。

わたしも以前に比べれば、試合を観る"観戦力"が若干ついてきたので、今後も海くんと一緒に考えることを継続したいです。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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