38分間のパフォーマンス

2024年5月2日木曜日

サッカー脳 環境

t f B! P L
海くんは、少年団のサッカーチームでキーパー含む全てのポジションをやりました。

入団した頃はトップのポジションで、それから徐々に後列の方に下がってきて、最終的にセンターバックです。

ポジションが変わるごとに見える景色や状況や役割が変わるため、馴染むのに時間が多少かかって大変そうでした。

ただ、そうした苦労をした甲斐あって、各ポジションの動きをある程度理解しているので、チームとしての動きが良くないときは、指示出しなどでピッチ内での修正に一役買ったりしています。

チーム全体の原則的な動きを知れたのは、ひとえに各ポジションで異なる景色でのプレーをたくさんやらせてもらえたお陰です。

これは、今になって考えると、海くんにとって非常に貴重な経験です。

変わっていく最中は、毎回、「せっかく適性のあるポジションだったのに・・・。」なんて、少し疎ましく思っていたことは内緒です。

さて、チームとしての動きが良いか悪いかを観る時に、だいたい何で判断されるかといえば、

オフ・ザ・ボールの動きになるかなと思います。

なぜならボールは一つしかなくて、ピッチ上にいる選手16人中15人はボールを持っていないからです。

一試合に一人の選手がボール持つ時間は2分程度とも言われており、20分ハーフの試合だと残り38分はオフ・ザ・ボールの状態になります。

いくらボールを持ったときのパフォーマンスが良かったとしても、残り38分が今ひとつであれば、結果もついてこないはずです。

ボールを持っていないときに、いかに次の次のプレーのためのプレーができるか。そして、それをチームメイトと共有できるか。

その軸についても、成長していくことが大事だなと考えます。

なので、幼少期に色んなポジションを経験させてもらえるのは、長い目で見るととても良いことだと感じます。

今後もボールを持ったときのプレーと同様に、上達してくれることを期待しています。



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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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