小学6年生男子の50m走の平均タイムは8.87秒とのことですが、海くんは、8.40秒と0.47秒上回りました。
ちょっと前の記事で足が速くなってる?と声をかけられるようになったと書きましたが、しっかりと数字にも現れました。
海くんは昔から走るのが苦手で、これまでずっと平均あるいは平均よりやや遅いタイムでしかなく、
サッカー少年の中にいると、やっぱり「遅い」印象のある選手でした。
それが、なぜ、今になって足が速くなってきたのか。いくつか思い当たるところはありますが、正直どの要因がどう影響したのかわかりません。
ただ、足が速くなるということ自体とても凄いことだよなと思います。
わたしの携帯で検索サイトで「小学生 短距離走」と記載すると「突然速くなる」と関連ワードが出てきます。
かつて、何度もわたしが検索した履歴から自動的に出るようになりました。
何度も海くんが突如として足が速くなることを期待して誰かの成功体験を参考にしようと検索していました。
ですが、しっかりとした根拠が示された成功体験に出会えることはできず、わたし自信の経験からも、そんな夢のような逆転現象は、そんなに頻繁に起こらないのかなと内心感じているところでした。
だからこそ、今回の海くんのタイムには驚いていますし、なんならちょっと小躍りして喜んでいるくらいです。
スポーツをやれば、確かに速くなりますが、海くんは今までもスポーツはしていたわけで、その中でも、グッとタイムを縮められたことは、正直言って奇跡的にも感じます。
ともあれ、サッカー選手として、足の速さを改善できたことは良いことですし、もしかしたら、まだ速くなっている途上であって、さらに速くなれるかも知れません。
そうなってくれると、より守備範囲が増えますし、チームにも貢献できて良いなぁと思っています。
海くんに「どうなの?足が速くなって、何か変わった?」と聞くと、
「そんなに変わらないけど、サッカーしてて、相手に置き去りにされることは減った気がするよ。」
もちろん、サッカー選手として特別速いわけでもないので、得意分野が増えたというより、弱点を克服できたくらいの手応えなのだと思います。
サッカーの技術ももちろんですが、こうした基礎的な運動能力も個人のパフォーマンスに直結するので、おろそかにすることなく継続していってほしいところです。
機会があれば、以前より足が速くなった要因についても、わたしなりに触れたいと思います。