選手たちが選ぶMVPってありますよね。
選手が選ぶということで、選手たちから憧れられる選手って感じでかっこいいし、選ばれた方も、同業に選ばれたってことで、かなり嬉しそうにする印象があります。
少年サッカーの世界では、選手間MVPとかどうなのだろうと思い、海くんに
「みんな、◯◯だって言ってるよ。」と返事が返ってきました。
「へー、そうなんだ!◯◯のどこらへんがみんな上手いって言ってる??」と聞くと、
「まず、ボールを奪われない。パスも正確。」と答えてくれました。
チームメイトの◯◯は、トラップやパスが正確で、ボールキープもできる子です。
◯◯より、試合で点を取れる子は、他に何人かいるのですが、それでも、子どもたちは、「ボールが取られない」ことを評価しています。
低学年の頃は、とにかく点が取れる子が上手い!って感じでしたが、高学年になると、良い試合運びをするのに、効果的なプレーをしている子が分かるようになるんだなぁと感じました。
だんだんと見る目も肥えていくことに頼もしさを覚えます。
「海くんは、何番目なのさ?」と聞くと、
「え〜、父ちゃんはどう思う〜??」と質問返しされたので、
「父ちゃんから見たら、◯◯も海くんも、そんなに実力は変わらないように見えるよ!」と、若干贔屓目に伝えると、
「え〜、そうかな〜。」とまんざらでもない顔してます。
贔屓目なコメントであることには間違いないですが、実力差は、そんなにないと思っているのは本当です。
親の欲目である可能性は大いにありますが、海くんがいつか本当にチーム内で選手間MVPをもらえる日がくるといいなと感じています。