サッカー少年の人数だけステップアップの種類がある。

2024年8月14日水曜日

楽しむ心 環境

t f B! P L
以前にも書きましたが、

海くんたちチームメイトを見ると、各々の積み上げてきた練習方法が成長の仕方に反映されていることがわかります。

ある子は、恐怖心を乗り越えて、積極的なプレーで球際が強くなり、

ある子は、ドリブルの技術を磨き上げ、1vs1に負けなくなり、

ある子は、止める蹴るの技術が向上し、相手のプレスを回避してパス回しを安定させ、

ある子は、サッカーIQを高めて、みんなに指示を出して、チームのやるべきことを明確にします。

それぞれやってきたことでいろんな形の成長をして、個性を作っています。

わたしの個人的な感想ですが、様々な個性の中でも、止める蹴るの部分が武器になっている子は強いなと感じます。

ドリブルを磨き上げた子は、良い位置でボールを貰おうとしますが、それには、良いパスを送ってもらうことが必要になるし、

サッカーIQに長けて、形にしたい作戦があったとしても、計算できるパスやトラップが前提になります。

自分が成長したからこそ、周りに「こういうプレーをしてほしい」欲求が生まれます。

そんな欲求に応えてくれるチームメイトは、その子たちからみれば、上手い子に映るんだろうなぁと思います。

海くんは、わたしがわたしなりに研究して作ったメニューをベースに追加したり減らしたり改良したメニューを基本に練習しており、

止める蹴るを重要視しつつ、トレーニングしてきました。

振り返っても、自分たちのことながら、なかなか良いステップを踏んで上達してくれたのではないかと思っています。

高学年にもなると、放っておいても海くんは自分のペースで練習するようになりました。

つけろつけろと言っていたサッカーノートも、いつしか、わたしは忘れがちになり、思い出した頃に数日分の内容を読むのが楽しみになっています。

渡せる武器は渡せたので、後は本人がそれをどこまで磨き上げるかです。

海くんのこれからに今後も期待しています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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