1vs1への拘り

2024年10月2日水曜日

サッカー脳 環境

t f B! P L
少年団の練習で、たまに1vs1をします。

1vs1って、実際の試合の中では、滅多にないシーンですし、サッカーとは全く異なるものと表現される方もいます。

わたしも、その意見に賛成でした。どちらかと言えば、味方とどう連携して守備を崩していくのか、あるいは、ボールを奪うのかを考えることが大事であって、一人で突破するにせよ、味方へのパスの選択肢をチラつかせつつ、切り込んでいくとか、連動や駆け引きができる選手の方がよほど貴重で上手い選手なんだと思っています。

そして、それは、今も変わりなく思っていますが、1vs1にも大事な要素はあるなと思うようになりました。

それは、「考える力」です。

1vs1に勝つには、技術・フィジカルはもちろん、どうしたら勝つことができるのかを考える力が必要です。

相手との間合い、角度、ボールの置所、仕掛けるタイミングなどなど考える要素はたくさんあります。

あくまで、1vs1なので、パスの選択肢がないので、考えた結果がサッカーに活かされないというのは、そうかも知れませんが、それらの要素について、勝つために考えること自体、とても重要なトレーニングと言えます。

海くんに、1vs1をした練習の終わりに、感想を聞いてみても、勝った負けたしか情報を引き出せませんでした。

これは、あまり考えてないでがむしゃらに1vs1を楽しんでいた結果だと思います。

楽しむことは良いことですが、あくまで上手くなるための練習なので次に繋げられるようにしたいところです。

海くんに、せっかく練習しているのだから、もう一歩こだわりを持ってやってみようと話したところ、

後ろ向きでキープしている相手に詰めすぎて腕で抱えられてターンされた。とか、上手く緩急つけて切り返して抜けた。などの答えが返ってくるようになりました。

次の練習では、その反省を踏まえて、なにを意識するべきか海くんに考えてもらうようにしています。

2vs2とかだと勝った負けたの責任がわかりづらいですが、1vs1は、全ての結果を自分で責任を負うことになるので、振り返りがしやすい利点もあります。

まずは、1vs1で負けないようにすること。

それも大事なことだなと改めて考えています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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