失敗を怖がっては成長は難しい。

2024年11月22日金曜日

サッカー脳 環境

t f B! P L
海くんのチームは、個人個人としては、とても能力のある選手が集まったと思いますが、

チームとして、成熟したチームに成長できたかというと、やりきったまでは言えないと感じています。

自分のチーム以外を見渡した時に感じることは、失敗を恐れずにチャレンジし続けたチームは、とても成長しているということです。

自陣のゴール近くでボールを奪われてゴールされてしまえば、「ゴール前にボールを近づけるプレイを禁止」にしたり、

パスを受けてから、何をすれば良いか迷っているうちにボールを取られれば、「迷ってボサッとするプレイが禁止」になります。

前者は、危険地帯でボールを受けるときに気をつけるべきことを考えさせて欲しかったし、

後者は、ボールを受ける前に考えることを教えて欲しかったところですが、

チームとして選択したのは、取り敢えず危ないから禁止という方針でした。

プレイ自体を禁止にするのではなく、危険地帯でボールを受けること、考えてサッカーすることは重要なプレイだという前提で、

では、良くない結果に繋がってしまったのはなぜなのかを考えさせるきっかけにしてほしかったなと感じています。

もちろん、考えたあとは、失敗を恐れずに、もう一度同じプレイに挑戦する機会を設けてほしかったです。

話が変わりますが、最近の子どもは、刃物を使う機会が減少し、刃物の怖さを理解していないなんてニュースを見聞きしますが、それにも似てるなと思いました。

小さな怪我の経験が大きな怪我の防止になるという考え方もあります。

怪我が怖くて、子どもから刃物を遠ざけるのは簡単ですが、結果として、いつまでたっても刃物の扱い方を知らないままでいることになります。

失敗をしても良い場所で失敗し、失敗した経験を活かせるようにすることが成長であり、上手くなったということなんじゃないかなと思います。

前向きな失敗を重ね続けたチームは成長しているなと感じています。

少し前までは、似たような戦績だったはずのチームに今は水をあけられています。

そんな他チームを見ると、少し羨ましい気持ちにもなります。

ですが、後ろ向きに捉え過ぎても仕方ありませんし、個人の成長として考えると、悪い環境ばかりだったとは思いません。

サイドバックとして、自ゴール前のスペースを使わずに、無理やり前に運ぶことの術を考えるきっかけになったし、

ボールを受ける前に何をすべきか考える必要があると、親子で答えを出すきっかけにもなりました。

いつでも誰かが最適な答えを出してくれるわけではないこの環境が、海くんに、他のチームメイト達に、選手自身で答えを導き出すきっかけを作ってくれました。

どんな環境でも、それを無駄にしてしまうのか、意味あるものになるのかは、本人次第なんだなと強く感じることができました。

海くんがこの先サッカーを続けていく上で大事なことを学んでいる真っ最中だと考えているのとともに、今後の海くんにも期待が高まっています。
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文化系歴40年。小学四年生の時に習い事が全て嫌いになりバッサリやめた経験から10歳くらいまでの過程が、少年サッカーを全うする上で重要だと思っている。

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