課題の一つとしてはスリーバックの脇のスペースをどうカバーするかが挙げられます。
攻め残ったウイングバックの裏を使われる形です。
アジア予選では、日本が苦戦する相手は、そう居ないので、課題ではありますが致命的なデメリットにまでは発展しません。
むしろ、引いて守る相手に対して、ウイングバックも含めて攻撃にシフトした前重心のポジショニングが功を奏しています。
日本代表の試合がある日は、海くんと、そのあたりの話をしながら観戦するのが、普通になってきました。
特に中国戦では、ピッチの幅を縮めたとの情報があったので、「ここで、ピッチの幅を狭めたのが効くよね〜。」なんて会話しながら、逆サイドへの展開・守備のスライドの動きへの影響について、あーだこーだ言いつつ、理解を深めることができました。
こうした観戦の仕方は、海くんのサッカーIQを刺激する効果を期待しつつ、わたし自身とても楽しいので継続できればなと思っています。
気になるのは、この試合が地上波でやっていないことです。
先の中国戦は、daznで無料視聴できるようになっていたものの、夜の9時キックオフで比較的見やすい時間帯であったにも関わらず、地上波で扱わないのは悲しいなと思います。
日本代表の躍進が続きますが、今の日本代表選手が子供の頃は、ワールドカップ最終予選は地上波でやっていたわけで、
それがない世代が大人になった時に、今の日本代表の質を継続できるのか、不安ではあります。
かといって、daznを見られる家庭は問題ないのかと言われるとそういうわけでもないと考えます。
多少、眠かったとしても、頑張ってフルで見ておいて、次の日の学校で話題が持ち切りになり、「〇〇のあのプレイが最高だった。」とか、みんなで見てみんなで会話して刺激し合う・・・なんてことができなくなっています。
友達と共有することで、楽しくなったり、新しい発見があったりするはずなのに、それがないのは、本当の楽しさの半分も気づけないのと同じだと感じます。
これだけ日本代表が頑張ってくれているのだから、もっともっと共有できる世の中になってくれれば良いのになと感じます。